jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

第12週で1.65ポイント減--沖縄が6.72と注意報から外れる。日本の製薬企業のワクチン製造方針と厚労省の対応は,平和ボケの象徴

新型コロナウイルス第12週は,全国平均が14.16と,前週から1.65ポイント減少し,2週続けて減少となった。特に沖縄が第6週の48.39をピークに6.72と注意報レベルからも外れた。

 

第12週で沖縄が注意報から外れる

 次週の第13週は,ちょうどお盆の時期であり,検査数も診療を受けに行く人の数も減るので,数字はさらに減ると予測する。ただし,お盆で移動したことによる広がりがないわけではない。

 2023年のお盆は,台風6号,7号の影響で例年よりも人の移動が制限されたように見える。このことが幸いして,観光地での感染拡大は防ぐことができたのではないかと考える。ただ,中国からの団体旅行が9月には日本に襲来することから,秋に再び感染拡大もあり得るだろう。

 一時,警報級になった長崎や佐賀が注意報レベルと下がり,西日本が落ち着いて来ている。医療現場は引き続き緊張が続いていると思われるので,軽率な行動は謹んでほしいのだが,9月はまた猛暑がぶり返してくるとの予報もあり,マスク着用率のさらなる低下,換気しない習慣などの状態は続くだろう。次回のワクチン接種がきちんとアナウンスされるかどうかも,なんとなく怪しくなっている。そもそも,製薬会社が開発を続けてくれているのかどうか,きちんと供給してくれるのかどうかも,微妙な感じになってきている。各国からの支払いはきちんとされているのだろうか。企業破綻しなければいいのだがと思うほど,心配である。

 日本の製薬会社が,新型コロナウイルス登場後,3年経ってようやく製造できるようになったワクチンが,現在の変異株に対応していない製品のため,結局販売しないことになった。この開発費はドブに捨てることになるのだろうか。現在の変異株EG.5.1に対して,BA.4,BA.5オミクロン株対応のワクチンをそのまま使うことが進められており,XBB1.5対応ワクチンも作られないと思われる。ならば,日本は次のEG5.1対応ワクチン開発に早急に切り替えて,欧米に輸出すべきではないのか。

【追記】すでに海外製薬外車は,EG.5対応のワクチンを開発し,効果も確認しているというニュースを見たので,追記する (モデルナのコロナ新派生型「EG.5」対応ワクチン、ヒトへの効果確認 (msn.com))。 

 新型コロナウイルス禍という「有事」でも,厚労省は医薬認証のプロセスをほとんど変えなかった。あれよあれよという間に治験者を確保できなくなり,治験数が既定に足りないために認可できない,という有様である。

 もう1つの有事も迫っている。いざ戦おうとしても,戦闘要員はおらず,しかも主要都市が核兵器で破壊された後では戦える人間もいない。アメリカは助けてくれない。あとは,ロボットなどの自動化装置によって兵器を操作して反撃する仕組みを作るか,サイバー攻撃をするか,若者にドローンを操縦してもらって攻撃するか,といった構図しか見えてこない。サイバー攻撃できるような優秀なハッカー集団は日本には存在しない。いずれも非現実的なのだが,ゲームで戦いに慣れているe-sports競技者は,意外に戦力になるかもしれない。ただし,海外にはおそらく2桁多いe-sportsプレーヤーがおり,ドローンの数も2桁違うだろう。

 偵察用に2022年3月12日導入したグローバルホークだが,いまだに「試験飛行」中だという。当然,攻撃用のドローンは持ち合わせていないし,製造工場もない。国産ドローンも皆無だし,2024年の大阪万博で登場予定の「空飛ぶクルマ」もほぼ輸入である。

 一方で,誰の圧力がかかったのか,電動キックボードについては,道路交通法をさっさと変えて,普及が奨励されている。何度も書いているが,百害あって一利なしの移動手段なのだが,これも中国から次々と輸入販売されている。早く利権構造を暴いてほしいものである。ちなみに,観光地での利用は良しと考えている。さらに,NHKで放送されたが,イリオモテヤマネコが毎年70匹もクルマに轢かれて死んでいるという西表島などでは,クルマを禁止し,移動手段は電動キックボードや自転車に限ることを提案したい。