13週目は17.84と元の増加ラインに戻ったように見える。
県ごとの一覧は,以下のようになる。
沖縄は警報後,ピークアウトして7人前後で安定期に入ったようだ。佐賀,長崎も警報から注意報にピークアウトしたが数字としては全国平均をまだ上回っている。
警報ラインに入ったのが,岩手と岐阜である。茨城以北の北日本で強い増加傾向が読み取れる。
筆者は,7人以上で医療機関は逼迫度が高い状態になると判断している(五類後の発表数字を分析する--1日あたりの感染確認者数を計算し第9波に向けての増加傾向を把握へ - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2023/6/22)。沖縄を含め,全国ではまだ蔓延状態にあると筆者は判断している。関東でも,千葉をはじめ全県で増加傾向があるように見ている。まだまだ安心はできないのではないだろうか。
あとは,お盆明け,中国からの団体客の増加などの要因も加わり,増加傾向に拍車が掛かると筆者は予想している。欧米,韓国などで急増しているEG.5.1変異株が,免疫回避能力があることなども理由の1つである。杞憂に終わってほしいところである。