jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

新型コロナ五類指定後29週は,3週連続で増加--インフルは過去最多を更新

新型コロナウイルス感染症の五類指定後29週の平均感染者数は,3.52人で,3週続けての増加となった。まだ「増加傾向にある」とまでは言えないので,グラフの掲示はしないことにする。

 一方で,インフルエンザも33.72人で,こちらは注意基準である30人を超えてなお増加中のようである。

 筆者の周りでも,インフルで休む人に加えて新型コロナで休む人が出てきた。

 しかし,もはや年末ムードで,「忘年会解禁」をベースとした広告も目立つようになった。マスク着用率の低下,咳・クシャミエチケットなし,換気なし,そして再び「三密」状態では,ぶり返しも予測される。インフルかと思って医者に行ったら新型コロナだった,というケースが多くなるだろう。とりあえず,症状が出たら一般の診療所へ,という流れが取れるようになったのは望ましい。

 ただ,処方された薬が薬局で入手できない可能性が出ている。インフルエンザの特効薬は,当面は大丈夫かと思っているが,同時に処方される解熱剤が足りない可能性がある。ちなみに,筆者はワクチン接種も基本的に積極的に受けるようになっているため,罹患しても比較的症状は軽く,解熱剤はほとんど使ったことがない。歯医者で治療後に処方される鎮痛薬も,ほとんど使わずに机の引き出しに眠っている。こうした「カラ打ち」の薬をさんざんばら撒いてきたことが,本当に必要な人に薬が行かなくなっている現状につながっているとすると,医者のステレオタイプな処方も問題にすべきだろう。

 本来は,マイナンバーは,このデータをベースに,国民全体からビックデータを集め,次世代の政策に役立てるのができる制度だったのではないかと思う。正直,個人のプライバシーにまで配慮した仕組みづくりができていないと思われ,反対する人をきちんと説得できていないことがおかしな方向に進んでいる原因だろう。

 健康情報,診断情報など,健康診断書とのリンクで,本当に薬が必要な人や,介護が必要な人を把握し,収入や税収,家族構成などから必要な手当ての支給を行える仕組みだと思うのである。

 ただ,単純に物理的に「現状の健康診断書を廃止する」などというものだから,誤解が生じているのではないか。

 しかし,政権与党政治家の裏金問題,薬のオーバードーズ,年金や介護保険金の不正受給申請,といった話題を聞くと,何らかの悪事を働いている人たちが,「自分の行動を把握されたくない」という抵抗を持っているのではないかと勘ぐってしまう。正直,医者の処方にしても,結局負担は患者と健保にのしかかり,医者自身には点数の増加に伴う収入増,という形で儲けになる仕組みだからである。

 一般庶民は,収入に応じた税金を支払う。サラリーマンは収入を完全に把握されており,逃げ道はない。一方,自営業者の抜け道はいくらでもある。販売価格に上乗せして余分の利益を得ることができる。確定申告もいわば自己申告である。税務署も型どおりのチェックしかしない。政治家,医者もいくらでも裏の手があるのではないだろうか。

 さて,マスクと換気を中心に筆者も対策をより強化しようと思うのだが,年末のいろいろな行事が気になる現在である。