jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

アラートが多すぎてアラートが出せないというジレンマ--スマホ,クルマ,J-アラートなどなど

今朝もLINEをチェックしていた。基本的にトークのところの、しかも家族のトークしか読まないから、何らかの理由で登録せざるを得なかった商品系のトークなどは、未読の赤マークが点きっぱなしになっている。友だち登録を消してもいいのだが、ただ放置状態にある。

    たまたま、画面の上にある記号に緑のマークが点いているのに気づいた。1つは「アルバムをまとめて見る」もう1つは「Open Chat」だった。家族がペットの写真を頻繁にアップするが、たしかに全数は見ていなかった。ただ、アルバムページに行くだけでマークは消えてしまった。Open Chat についてはほぼ不要だった。

    他にもHome,Voom,ニュース、ウォレットに赤いマークが点いている。トーク以外のすべての記号にマークが点いていることになる。

    以前から、メールも玉石混交だったが、こちらは何十ものルールを作ってフォルダに振り分けで処理してきた。しかし、昨今のアプリは、振り分けができない。それほど重要なアラートなのか、不要なアラートなのかの重み付けができない。

    同様に、ミサイル攻撃を警報するJアラートや、地震の到達予測アラートも、頻度が多いと警戒の仕方も疎かになりがちである。発令後の判断を10秒以内ぐらいにフォローしてくれないと、警戒の急ぎ具合が変わってくる。

    こういう用途にも、AI を使ったらいいと思う。発令した情報の正しさを証明、確認して流すことで、内容のない避難連呼に陥らない建設的な指示が可能だと考える。

    オオカミに対する羊飼いの少年のウソの教訓,いわゆる「オオカミ少年」をもう一度思い起こした方がいいのではないだろうか。

 何でも自動,自動にしてしまうと,人間は自分で判断しなくなるようになる。昨今のクルマの何でも自動装置は,若い人には敬遠され,年寄りは使いこなせずに事故を起こす。生成AIも同様である。人間の感性すら破壊しかねない。ほかの生き物を見ていると,うまく周りと共存してバランスを取っているのに対して,ヒトだけがまるで「がん細胞」のようにコントロールを失って増殖し続けているようにも見える。そして地球を破滅に向かわせているのが,このがん細胞であるヒトだとすれば,それはなかなか悲しい。

 「止める勇気」と「止めるためのより良い方法の開発」が必要である。しかし今はそれをAIに頼ろうとしているようにも見える。組織の解体,国の解体,といった思い切った手法が必要なのかもしれない。