jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

太陽電池/バッテリーの12V/24/Vシステムの相互交換システムを構築--ソーラー用の変換器を導入

太陽電池パネル/バッテリーシステムに12V系と24V系があるとは知らなかった--避難所でタイプが合わずに使えない可能性を指摘 - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2024/1/27)と書いた。正直,せっかくの大容量バッテリーが宝の持ち腐れになる可能性があった。2個のバッテリーを,一方は充電,もう一方は使用,とタンデム稼働するのに,同じ太陽電池パネルを共用したかったのだが,パネルと小型のバッテリーが24V系,大容量バッテリーが12V系で,電圧が合わなくて,充電できなかったのである。ACアダプターで充電していては,タンデム稼働の意味がないからである。

 まず失敗例。単純に24Vを12Vに変換するのにクルマのバッテリー用電圧変換器を購入した。トラックなどの24V系バッテリー車の車内で,乗用車向けの12V系電機器具を使うための電子回路で,1000円ほどの製品をネットで注文した。到着した製品は,3cm角のケースに入ったもので,ちょっと予想より簡単な回路に見えた。

 24V系につなぎ,出力を計測すると確かに12Vに変換されていた。ところが,これを大容量バッテリーに接続したのだが,充電が始まらなかった。

 次に「ソーラーチャージ コントローラー 12V 24V」という,太陽電池パネル用の電圧変換器を購入した。壁などにネジ留めするような無骨なコントローラーで,太陽電池パネルからの入力端子,バッテリーへの出力端子のいずれも,むきだしの2線式平行ケーブルをネジで固定するような無骨な仕様である。

 パネルやバッテリーへの接続は,同軸ケーブルなので,平行ケーブルと同軸のコネクターの接続ケーブルが必要だった。さらに,サイズの異なる同軸ケーブル間を接続するための変換アダプターも複数必要だった。順番にAmazonで注文し,接続を確認してきた。

 本日ようやくすべての接続ができた。ちょうど天気もよく,屋根の上に24V系太陽電池パネルを広げて接続してみた。とりあえず,12V系のバッテリーへの充電が始まったことを確認した。

 午後2時から2時間の接続で,発電は平均で30W。しかし,充電は85%のスタートから88%までで充電が止まった。

 少し気になるのは,接続したケーブルがかなり熱を持ったことだった。平行ケーブルの太さがかなり細いのが原因ではないかと考えている。このケーブルはまた検討してみる必要があるかもしれない。