jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

知性のないリーダーとそのフォロワーが地球を滅ぼす

ロシアによるウクライナ侵攻から何と2年が経過してしまった。ロシア対ウクライナの争いは、東側対西側に拡大し、仲介役の国連もまったく機能しなくなった。

 ロシアのプーチン大統領の頭の中は,いったいどういう構造になっているのだろうかと考えてみるのだが,筆者にはまったく理解できない。何を理由に戦争を始め,何を求めているのだろうか。

 技術や産業で西側諸国に遅れを取ったのが原因だろうか。しかし,世界最大の天然ガス供給国であることを武器に,ヨーロッパのエネルギーインフラをコントロールしてきた。EUとして,またNATOとして,エネルギー面でのロシア離れをしようとしたが,基本的にはロシアの天然ガスを使わないという制裁を加えることができない。一方で,中国がこの天然ガスを購入することで,ロシアに資金が供給される。西側がロシアに経済制裁を加えても,ロシアが資金に困ることはなかった。ウクライナに対する武器も,イランや北朝鮮から供給を受けられる。武器は不足気味だが,供給は受けており,まだまだ紛争を継続できるようである。最後の手段としての核兵器も所有している。

 イスラエルのネタニヤフ首相によるパレスチナガザ地区侵攻も,まったく容赦がない。こちらは宗教が絡んでいることと,イランとの紛争,難民問題,そして石油資源問題など,中東紛争の流れをずっと引きずっているようである。

 ロシアと対峙するアメリカのリーダーも,不穏な動きをしている。現在のバイデン大統領も,前大統領のトランプ氏も,ともに高年齢で病気持ち。バイデン大統領は引き続き世界の中心で問題解決しようとしているが,議会をコントロールできないため,資金を動かせない。一方,トランプ氏が次のリーダーに返り咲くことがあれば,ウクライナ支援はなくなり,中国との関係は再び悪化し,自国主義に陥るのかもしれない。

 プーチン大統領にもネタニヤフ首相にも,そしてトランプ氏にもその支持者がたくさんいる。ある人は,本当に心から支持しているのだが,中にはカネでつながっている人もおり,さらに恐怖政治でつなぎ留められている人も多いのではないか。

 中国の習近平主席や,北朝鮮金正恩主席も,恐怖政治で国のリーダーの位置にいる。世界一の工業国であり,豊富な資源を持つ中国全体をまとめる方法がほかにはないのかもしれない。資源のない北朝鮮は,軍事産業への選択と集中をするために,サイバー攻撃や仮想通貨搾取など,こちらも ハッカー技術は世界一である。

 いずれの国も核兵器を所有し,それを相手に打ち込むための長距離弾道ミサイル技術も持っている。その技術をさらに生かしたロケット,人工衛星へと軍事展開して領土取りを拡大しようとして相手と衝突する。

 おまけに,西側先進国が実用化した生成AIで遊んでいる間に,社会主義国は軍事技術とサイバー技術に拍車をかけるだろう。一瞬のうちに形勢逆転となるかもしれない。

 もちろん,日本にはもはや技術もエネルギーも食料もない。人口は減少し,一方で自然災害の頻度が高まって,国の財政がボロボロである。その政治家も性根が腐っており,かといって自民党以外に次のリーダーシップを取れる人材がいない。その日本人を思想操作しようと,韓国由来の統一教会文部科学大臣に接近し,日本の教育システムを乗っ取ろうとしている事実も判明してきた。やおよろずの神の中で海外の神が支配を強める可能性が持ち上がっている。

 軍事監視衛星を使って宇宙から相手の動きが読めるようになり,一発触発の状況にある。核兵器が使われれば,それこそ人類の破滅である。カネを手にし,権力を手にしたリーダーは,もはや知性も何もない。ただ欲望のままに突っ走り,そのフォロワーを連れて走り回り,そして最後は地球を破滅に追い込むのではないかと危惧している。

 誰か,本当に知性のある主張を持ったリーダーが登場しないものだろうか。次期首相候補のトップに一気に駆け上がった上川陽子外務大臣上川外相に期待--中国の王毅外相と堂々たる対峙 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2023/11/30)のモノに動じない姿勢に,本当に期待したくなってきた。