自転車のバックモニターとして車載用小型カメラを使う--12V電源の確保も実験中【追記】 - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2024/9/22)という実験は,いちおう成功した。車内用液晶モニターは屋外では視認性が低いため,箱型に囲ってある程度の視認性が得られた。乾電池8本で確保した12V電源も,数回の使用でへたることもなかった。車載用小型カメラはもともと防水性があるので,自転車に固定したままとし,液晶モニターとバッテリーを使用時に接続,固定するだけですぐに使えた。電池ボックスにある電源スイッチをオンオフするだけで,一発で目的のバックモニターになったのである。
車載用のシステムのため,12Vのほか24Vにも対応している。電動アシスト自転車のバッテリーは24V(あるいはピークで30V)なので,ここから電源を取る,ということも考えたのだが,昨今,この電動アシスト自転車用リチウムイオンバッテリーの発火事故が増えていることから,下手に使うのをやめた。もともと古い自転車で,バッテリーもややくたびれている。余計な負担をかけるのはまずいだろうと考えた。
そこで今度は一般的なモバイルバッテリーを使う5V系でシステムを組めないか,考えてみた。
先の実験で最大の問題は,液晶モニターが暗いことだった。ここはやはり屋外使用が前提のバイク用液晶モニターをベースに選ぶ必要があると思った。探してみるまでもなく,バイク用のバックモニター,ドライブレコーダー,ディスプレイオーディオまで,ずらっと製品が並ぶ。クルマでは7インチモニターでは小さいという印象なのだが,バイクでは取り付け場所が限られるため7インチでは大きすぎるようで,5インチが当たり前,3インチ製品まであった。
ところで,バイクの電源は基本12Vである。先に製作した乾電池8本での12V電池ボックスでも対応できると思われるが,やや心もとない。
ところが最近のバイクは,スマホを接続したり,ヘルメットの中にヘッドセットを組み込んだりして,通話や音楽視聴に対応できるようにUSB端子を標準装備しているモデルが増えているようである。バックモニターシステムなどでこのUSB端子から5V電源を取って動作できる製品は残念ながらまだ限られているが,いくつか選択肢は見つかっている。これならモバイルバッテリーから電源を取って使用することができそうである。
ということで,またぞろ物色中である。シンプルなバックモニタータイプやディスプレイオーディオ,そしてディスプレイオーディオとドラレコの両方の機能を持ったものなど,いくつかの選択肢が見つかった。正直まだ,自転車の出番が少ないので,価格重視で行くか,それともクルマでの使用も想定した機能重視で行くか,はたまたあきらめるか,まだ迷っているところである。たまたま,プライムデイを過ぎた途端に価格が元に戻ってしまったので,ポチっとできなかった。これが吉と出るか凶と出るかである。