Webカメラで自転車のバックモニターを実験中--アクションカメラの固定アクセサリーを流用 - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2024/1/6)。この設定は,結構うまく行ったのだが,スマホを2画面設定するのにやや手間取るのと,そもそもスマホを自転車に直接取り付けるとスマホのカメラが壊れやすいという欠点があることがわかった。
Androidでは現在,Windowsのように複数ウインドウを開くのを標準にする実験が進められている。これが実機に搭載されるようになれば,いろいろ使い勝手が良くなるのだが,いつになるか分からない。2画面分割は一時的な機能である。
スマホのカメラに手ブレ補正機能がつくようになり,振動で壊れやすくなったことを最近知った。特に,スピードを出すバイクなどで問題になっていた。これを解決するために,振動を吸収するマウントも販売されている。これを使うという手もある。
クルマの左サイドの死角カバーカメラ--バックカメラ同様,標準にすべきアイテム - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2024/8/2)。筆者のセレナには,左サイドの死角をカバーするために左ドアミラーに小型カメラを取り付け,小型モニターをボンネットに置いている。とりあえず,車検も問題なく通った。
カメラもモニターも中国製で,それが原因かどうかわからないが,突然モニターが映らなくなった。そこで,セットで書い直したため,小型カメラが1個,使わないままになっていた。これを自転車に取り付ける方法を考えることにした。
車載用のシステムなので,カメラの防水性は確保されている。モニターは防水ではないが,雨の日には基本的に使わないので,取り外しが簡単にできれば問題ない。最大の問題が,電源だった。車載用システムなので,12V/24Vが必要になる。
バイクは一般に12Vバッテリーを持っており,昨今のバイクはUSBポートなどの取り出しが標準で付いている。12Vも取り出せるので,そこにつなげばいい。しかし,自転車にバイク用のバッテリーを積むのも面倒なので,とりあえず乾電池8本を直列につないで12Vにすることを考えた。100円ショップには,4本用のケースがあったが,ここは8本収納できるケースをネットで購入した。
カメラ,モニターを接続し,12V乾電池パックを接続して,動作確認ができた。この構成で,どれだけの時間,連続して使えるのかは,実験してみないと分からない。
そこで次に創案しているのが,電動アシスト自転車のアシスト用バッテリーから電力を供給する方法である。実はこのバッテリーの電圧は24Vである。上記の車載用カメラもモニターも,12Vと24Vに対応できる。ただし,どうやって電力を分岐して取り出すかは,これから調べる必要がある。バイク用の分岐部品が必要になるかもしれない。
普通に性能のいいバックミラーを取り付ければ済む話なのかもしれない,とも思い始めている。
【追記】
車載用で防水が効いたカメラ部は,すでにクルマ用として使用して実績があるため,自転車の後部荷台に両面テープで貼り付け,さらにビニールテープでグルグル巻きにした。そこからケーブルをフレームに沿って結束バンドで固定し,ハンドル近くまで延ばした。モニターはハンドルに固定し,12V乾電池パックは前カゴに入れ,それぞれを接続し,映像が確認できた。
早速,テスト走行をしてみたのだが,2つ問題が見つかった。1つはカメラの画像が左右反転してしまうことである。Webカメラシステムでは,左右反転をアプリ側で調整できることが多いが,今回の直結システムにはその機能がない。そういう機能のあるモニターがあるかどうか調べる必要があるかもしれない。もう1つは,モニターの明るさである。もともと車載用で,モニターは車内に設置するため,実は夜間は明るすぎるモニターなのだが,昼間の屋外での使用では画面がかなり暗いことが判明した。確かに,スマホの液晶パネルも有機ELパネルも,屋外での使用ではかなり見づらくなる。スマホをバイクや自転車に取り付ける際,日光を遮るカバーを取り付けている例もよく見かける。バイク用のディスプレイオーディオも,かなり高輝度を特徴として挙げている。
ということで,モニターは要検討である。ちなみに,車載用のデジタルルームミラーは,夜間でも後ろのクルマの車内が見えるほど明るい。鏡式のルームミラーよりも確かに性能が上のように思える。バイク用,自転車用のシンプルなモニターがあるのかどうか,ちょっと疑問もあるが,また報告できればと思っている。