2020年7月18日の新型コロナウイルス感染者数は、全国で660人、東京で290人だった。
50人を超えたところで発令された東京アラートがなんだったのだろうという感じを受ける。
さて仮に1日に300人が感染したとしよう。このペースが続くとしたら、年間で約10万人が感染することになる。単純な比較はできないが、交通事故の死亡者数が年間1万人であることを考えると、すでに交通事故に遇う10倍のリスクを持っていることになる。
ちなみに、総務省の数字では「平成29年中の交通事故発生件数は47万2,165件で,これによる死者数は3,694人,負傷者数は58万850人であり(死傷者数は58万4,544人),負傷者数のうち,重傷者数は3万6,895人(6.4%),軽傷者数は54万3,955人(93.6%)であった」とのことである。筆者は、交通事故死亡者1万人超えの時代を知っているので、今の状況をさらに恐ろしく感じている。
交通事故では道を歩いているとき、横断歩道を渡るとき、クルマを運転しているときに気を付けていればよかったが、新型コロナウイルスは常時、注意が必要である。
ここはやはり、運転免許と同様にPCR陰性免許が必要なのではないのか。そうすれば、マスク着用の移動さえ制限すれば家庭も劇場もスタジアムも観光地も、今まで通りの運営ができるのである。
移動時のみ完全防御。運転者は客と完全分離。ロックダウンの次にすべきなのは、PCR 陰性免許、ないし証明書である。