jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。

国会は,「責任の追及」だけの場ですか?いいアイディアを国民に向けてアピールしませんか。

2020年12月5日に前の国会が閉会してから,1カ月半の長期休憩を過ごした国会議員が,ようやく2021年1月20日に国会に戻ってきた。「〇〇の遅れが感染拡大を招いた。その責任はどう取るのですか?」という野党側の政府・首相に対する「責任追及」がまた始まった。

 「〇〇にならないよう,〇〇対策を実施してきました。」などなど,菅首相の答弁も,こう答えるに違いない,と分かっている答えをする。なるほど,この答弁を作るために,官僚は寝ずに国会答弁の準備をする,という構図も変わっていない。これはもう終わった話である。「過去」の話を聞き出すのは,犯罪の追及だけでいい。しかも,新しい法律を立法するのが目的の国会の場で追及するのではない。それは別の場でやってほしい。

 「次に何を?」「いつ?」するのか,という「未来の話」を聞き質すのが,国会での議員の仕事である。そして「私ならこういう政策をするつもりだが,総理の意見はどうか」と,新しい政策提案をして,政府に実施させることが,野党の役目である。政策が出せないから,政権交代ができないし,国民も「この政党は政策がない」と思って支持しない。すばらしい政策を提案できれば,与党も野党も,そして国民も,みんな耳を貸すだろう。それが政治というものなのではないのか。

 選挙違反をした現職国会議員が,起訴され,有罪判決が言い渡された。これは司法である裁判所の仕事である。前総理の桜の会での資金支出の問題や,学校への不正融資の話など,与党を追及したいネタを野党は山のように持っているに違いない。叩けばホコリの出ない政治家など,おそらく一人もいないのではないか。

 しかし,今,そんな責任追及に時間を使っている余裕があるのだろうか。新型コロナウイルス感染で,①保健所の相談窓口がつながらない,②公的なPCR検査が受けられない,③陽性と判定されても,療養施設や入院先が決まらないし何日も待たされる,一方で④病院のベッドはほぼ満床となり,⑤5医療関係者も数が足りない。⑥ワクチンの輸入から地方への配布ルートが決まっていないし,⑦安定した冷凍搬送・保管のための機材もない,⑧接種計画ができていない,⑨パソコンやスマホで予約しないと接種が受けられない,⑩2回同じ会社のワクチンが接種できるかどうかの判断基準もない,そして⑪ワクチン接種会場もない,⑫接種する医療関係者も足りない,という「ないないづくし」である。

 これに対し,神奈川県では①の問題に対して,保健所での濃厚接触者ルートの分析業務を一部中止した。受付をできるだけスムーズにすることに重点をシフトさせたのである。これは英断である。濃厚接触だけでない市中感染の可能性が高まってきており,過去の接触ルートからの感染ルートを押さえる手法では感染ルートを確定できなくなったという判断である。筆者自身も,5日前にどこで誰とどのように会ったか,からすべて思い出すのは正直言って無理である。

 以下については,筆者はすでに回答を出している。

②公的なPCR検査が受けられない---自宅でできる抗原検査キット

③陽性と判定されても,療養施設や入院先が決まらないし何日も待たされる

---「入院したくてもできません」と言われるので,とにかく罹らないこと

④病院のベッドはほぼ満床---仮設病棟を10日間で作れ

⑤5医療関係者も数が足りない---より安全な空調服と全身洗浄施設でストレスを減らす

⑥ワクチンの輸入から地方への配布ルートが決まっていない---自治体が主導

⑦安定した冷凍搬送・保管のための機材もない---メーカーが至急増産してほしい

⑧接種計画ができていない---自治体が主導

⑨パソコンやスマホで予約しないと接種が受けられない---選挙方式で接種日を通知

⑩2回同じ会社のワクチンが接種できるかどうかの判断基準もない---選挙方式でデジタル管理

⑪ワクチン接種会場もない---選挙方式で,小学校などの投票所を接種会場に

⑫接種する医療関係者も足りない---ボランティアの育成,接種ロボットの開発

 野党は,具体的な対策のアイディアを国会の場で広く国民に向けてアピールすればいいのではないか。国会は,野党が与党の責任を追及するだけの場なのか。自らの素晴らしいアイディアを披露して,自らの存在位置と自らの能力をアピールできれば,政府・与党も歩み寄り,国民の支持も得られ,次の選挙を有利に戦えるのではないのか。

 改めて,火中の栗を拾いたくない中央の政治家の皆さん,どうぞ国会議員をお辞めになってください。 - jeyseni's diary (hatenablog.com) と言いたい。