jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。

火中の栗を拾いたくない中央の政治家の皆さん,どうぞ国会議員をお辞めになってください。

2020/8/28,当時の安部総理大臣が辞任を発表した。その後の自民党内選挙で菅義偉現総理が圧倒的勝利をし,9/16に第99代内閣総理大臣に任命された。夏場の新型コロナウイルス感染拡大第二波が少し収まり,7/22に東京を除いてスタートした「Go Toトラベル」も10/1には東京発もスタートし,経済の立ち上げのいい波に乗れるはずだった菅内閣。諸外国での感染爆発が続く中,日本はじわじわとまた感染確認者数が増え,たぶん失策と思われる「Go Toキャンペーンの延長」,東京五輪への意欲など,経済優先政策を取ったことで,結果として事態は逆転し,第三波の拡大を許してしまった。

 その後もキャンペーンの中止のタイミングなどが結果として遅れ,日本医師会地方自治体からの悲痛な会見が続くなか,非常事態宣言が2021/1/7からスタート。しかしこれも1都3県での飲食店の時短のみでスタートし,なし崩し的に1/12に11都府県に拡大。さらに広島市の要請には「非常事態宣言に準ずる形」という,わけのわからない施策を持ち込んだ。「無策」「行き当たりばったり」などとマスコミは揶揄するが,正直,やはり無策だったと思う。

 さて,2020年9月の自民党総裁選で,菅氏とともに立候補したのは,岸田文雄氏と石破茂氏であるが,その後,全く音沙汰なしである。石破氏は,1/8に地方で9人の会食をしたと報じられた。自民党を辞めて野党として再度政界の頂点を目指す,といった話もあったのだが,何をかいわんや,になってしまった。

 一方,野党側も国会が開かれていないこともあり,だれも何も言わなかった。与党も野党も,国会議員は年末年始に何をしていたのか - jeyseni's diary (hatenablog.com) 。年末年始で話題になったのは,桜を見る会の会費支払いについて,安部元首相が否定したことについての反発意見だけだった。国会が開かれていないので,まだその追及の準備中なのだろうか。

 菅総理には,高齢であることも理由にさっさとお引き取りいただくとして,筆者が個人的に期待していた岸田氏も,ウチの家族には人気がないが国民からは人気があるらしいという石破氏も,仮にリーダーになったとしても,政策に対して国民がついて行かないだろう。若手のホープとされていたサラブレッド小泉進次郎氏も,環境大臣としてのチャラチャラしたパフォーマンスだけが残って,父親の純一郎氏のような爆発力は全くないまま萎んでしまった。残りはやたらと気炎を吐いていた野田聖子氏だが,これも一連の新型コロナウイルス騒ぎに対して一言もコメントがない。ドイツのメルケル首相やニュージーランドのアーダーン首相のような,女性リーダーとしての包容力が見られない。ただ敵を作るだけ,といった結果に終わりそうに思える。

 野党も同様である。安部批判のあれだけ先頭に立っていた立憲民主党の枝野氏も蓮舫氏も,相変わらずの与党批判だけで,何の政策も出さない。出して取られるのが嫌だから出さないのではないか,と思われるほど,肝っ玉が小さい。さらに分散化してしまった国民民主党の玉木氏も,何か政策を出さないとこのまま忘れ去られてしまうのではないか。小沢一郎氏がまた淡々と進出を画策しているように思えて不気味である。

 そして相変わらず金魚のフンのようにくっついている公明党共産党は,自らの資金源以外のことには関心がなく,国全体,世界全体のことを全く考えない。

 こうした中,維新の会が唯一,大阪府知事の吉村洋文氏が現場で戦っている。大阪府独自の対策や判断基準を打ち出して,孤軍奮闘している。大阪都構想という前前府知事の橋下徹がぶち上げたアイディアに深入りせずに,目の前の敵との戦いに集中している姿は,日本の中で唯一光っていると思う。もう一人,北海道知事の鈴木直道氏も,きちんと仕事をしており,ここのところ北海道は感染拡大を抑えられているのではないかと思ったりする。吉村氏は1975年生まれで今年46歳,鈴木氏は1981年生まれで今年40歳。いままでの政治家にないイケメン(俳優経験もあるらしい)でもあり,カリスマ性を持っている。弁護士としての知識ベースもある。二世議員でない点も新鮮でいい。

 今,筆者が推すとすると,吉村氏かな。バイデン次期アメリカ大統領やジョンソンイギリス首相とやりあうのは大変だが,フランスのマクロン大統領(1972年生まれ,43歳)やハリス副大統領(1964年生まれ,56歳)あたりとは,波長が合っているような気がする。

 緊急事態宣言であと3週間を使える大阪,京都,兵庫が一気に感染拡大を抑えて好転し,吉村氏の手腕を持って中央の悪しき流れを断ち切ってもらうことを期待する。気がかりは兵庫県知事の井戸氏(1945年生まれ,76歳)が足を引っ張らないかという点である。平和だった兵庫県で何もしなくても5期20年はトップに立てたと思うが,この有事にはあまりにも的外れな政治をしているように見える。

 石破氏が本気でスピンオフして活動をするか,岸田氏が元外務大臣のネットワークで世界と連携した政策を打ち出すか,はたまた若手の地方リーダーが手腕を発揮するか,いずれにしても,「今の国会議員は,全員辞職しろ。二度と戻って来るな」とまで思わせるほどの税金泥棒である。