jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「cocoa」アプリにPCR検査済み発信機能を加えるアイディア

厚生労働省推薦の新型コロナウイルス濃厚接触アラートアプリ「cocoa」がほとんど意味がないことは、当初から指摘していた。感染確認者が自分が感染したことを匿名にしろ、公表しなければならないからだ。「自分が病気である」と積極的に公表する人はいない。ましてや、感染症である。システムの不具合も何度も報告されており、いつプライバシーが知られるかわからない。

 下げ止まり、リバウンド、第四波など、緊急事態宣言の再々延長の可能性まであと1週間。基本的な防止策以外は4月末のワクチン接種開始まで手がない状況で、大規模なPCR 検査だけが具体策として出されているが、正直、「何を今さら」感は否めない。各国がワクチン接種もPCR 検査も町ぐるみ、イベントぐるみで普通に一人何十回もしているというのに、日本は「日本全体で1万人」しか無作為検査をしないという。ロックダウンも規制・取締も権力のない日本では、PCR 検査や抗原検査でホワイトロックダウンするしか手がないのに、情けない状況である。

 そこで提案がある。「cocoa 」にPCR 検査、抗原検査をしたことを登録して、この情報を発信・受信できるようにしていただきたい。そうすれば、100人の接触者のうち100人が陰性であれば安心できるからである。今からでも遅くない。

 この機能追加は,もう一つの新型コロナウイルス関連アプリ「3密チェッカー」に機能追加する方が早いかもしれない。「3密チェッカー」iPhone版が急務 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/9/24。 いずれにしても,数字の意味が分かってくると,人の感じ方が鈍感になってくる。さらに広く使われているLINEやInstagramなどのプロフィール写真のところに「陰性マーク」を付けるなどでもいいかもしれない。

 しかしまたこれで偽装を図る人も出てくるのだろう。公的検査機関と提携してチェックをしたとしても,そこでも偽認証を作る人がいるだろう。さらにこの結果を利用した詐欺も起こるかもしれない。

 筆者はすべて人の性善説に基づいた行動をしているが,悪用に知恵の働く人も数多い。いつもこのいたちごっこになるのが残念である。