jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

全員“手話”だと感染拡大しない--暴論かな

COVID-19デルタ株変異ウイルスの登場以来,感染拡大のルートがもっぱら「マイクロ飛沫」にあるように言われてきている。接触感染ももちろん大きな要素だが,とにかく感染者の口から広がるマイクロ飛沫が,アルファ株の5倍以上の強さで感染拡大の要因になっているのである。

 マスクを外す食事時は「黙食」,濃厚接触も1時間から10分と短くなった。すれ違いざまに感染するというケースも出てきているので,脅威である。

 電車の中では,いまだにアゴマスクの人もいれば,マスクはしていても大声で話を延々としている人たちがいる。海外ではすでに,ウレタンマスクや布マスクは「禁止」されているというのに,日本ではさらにファッショナブルになってきている。二重マスクをしている人など,ほとんど見かけない(筆者は二重マスクである)。最近は窓開けもいい加減になっている。1車両で1ヵ所開いていればいい方で,全閉の車両もある。春ごろには,停車中に駅員が窓開けをしていたが,いまはその姿を見ることもなくなった。

 さすがに普通の呼吸では,マイクロ飛沫はほとんど飛散しない。「しゃべる」という行為によって,マイクロ飛沫が飛散する。ならば,「しゃべらない」ことを前提とした生活を徹底してみてはどうか,という暴論を考えた。

 「最近の若い人は,デートの最中もそれぞれスマホ画面を見て,コミュニケーションはチャット(LINE)だ」などという時期があった。いまでも友人同士でチャットで会話している人も多いだろう。COVID-19時代に,人前でコミュニケーションするのに,これほど適した方法はないと,筆者は再評価しているのである。

 しかし,パラリンピックの放送を見ていて,字幕の解説もOKだが,“手話”も理解できるのなら十分なコミュニケーションツールになるのではと考えた。筆者はこれまでも何度か手話のテキストを見たりしたのだが,覚える気力がなくなっていることもあり,ほとんど理解できていない。しかし,数m離れた場所同士でもコミュニケーションできるツールとして,手話は覚えておいてもいいように思っていた。

 手話の問題は,情報漏えい(笑)である。手話を知っている人が見れば,その会話の内容はどこからでも読まれてしまう。まあ食わず嫌いも悔しいので,身に着ける方法を考えてみようかと思っている。ちなみに,2013年から全国で順次,「手話言語条例」が広がっていることを初めて知った 全日本ろうあ連盟 » 手話言語条例マップYoutubeの基礎講座を少し見てみたが,なかなか先は長そうである。