jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

家での新しい換気方法を試験--外気の温度が低い間は吸気してみる

2022年6月25日、6月としては記録的な暑さとなり、40度を超える猛暑日になった地域もあった。筆者宅でもエアコンを初使用した。「熱中症にならないように迷わずエアコンを使いましょう」という呼び掛けと、「電力ひっぱくが予想されるので節電しましょう」という呼び掛けの矛盾を感じる。地域停電が起これば、エアコンも使えなくなり、一気に熱中症の危険度も高まるからである。

   我が家は2階建ての一軒家なのだが、いろいろ対策は打ったはずなのに断熱性が悪い。夏は暑く、冬は寒い。エアコンの効きも特に2階は悪い。できるだけ1階のリビングに集まって過ごすようになっている。

   その2階は、人はいなくてもやはり暑いので、窓を開けたり、換気扇を回したり、サーキュレーターをかけたりして熱気を外に出すことを心掛けるのだが、なかなかうまくは行かない。昼間に溜まった熱気がなかなか抜けないのが悩みだった。

   そこで考えたのが、時間帯によって排気と吸気を切り替える運用法である。

   筆者の部屋は西向きで、午後からは強烈な西日にさらされる。当然、外気の気温は高い。したがって、午後は換気扇を排気側にセットする。ところが19時を過ぎて夜になると、外気温は下がってくる。一方で家の中は昼間の熱気が溜まったままである。これまではこの家の中の熱気を排気することに重点を置いていて、ずっと排気のまま使っていた。しかしこれを吸気モードにして夜間は外気を取り込むことをテストしている。

   ちょうど寝る時間帯は外気はそれなりに下がっている。部屋の中に空気の循環もできている。朝方は逆に冷えすぎないように、止めるといいかも知れない。

   残念ながら、吸気モードと排気モードの切り替えはタイマーではできないので、午後0時からコ午後6時は休止し、午後6時から翌日の12時までオンになるようにタイマーをセットしてみた。

   とりあえず、猛暑日だった6月25日の夜は換気扇だけで熟睡でき、汗も首周りだけと快適だった。

   サーキュレーターもベランダから部屋に向けて外気を送り込むという使い方もあり得ると思われる。エアコンの買い替えだけが節電対策ではないのではないだろうか。