jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

テレビ局の取材カメラにも手ブレ防止機能を入れよ--なぜこれほど下手くそになったのだろうか

 バチモンのアクションカメラを買ったのが2022年7月。なかなか使う機会もなかった。その後,ミニカメラとして使うことをためしてみた(アクションカメラをミニカメラとして使ってみる - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/11/1)。

 2023年の正月,近くの神社に初詣に行った際,ペットの犬たちも一緒に歩いて行ったので,自撮り棒の先にアクションカメラを取り付けて,超ローアングルで撮影した。なかなか楽しかった。

 息子がサイクリングに行くというので,ハンドルに付けて撮影してもらおうと思い,貸した。バッテリーの調子が今ひとつ良くなく,数分で撮影できなくなったのだが,撮影時には自転車の振動がアクションカメラに結構伝わり,映像がブレることが分かった。やはり,アクションカメラとして使うには,手ブレ防止機能が必要だと思った。

 その後,アクションカメラのオススメ記事を見ていて,やはり中国製だが,結構評判のいいモデルが紹介されていた。今度は1万円を超える価格だが,手ブレ防止機能に加えて,フィルターの交換が可能,本体機能で画角が変えられる,そして何と言っても本体に三脚取付穴がある,というところに惹かれて,またポチッとしてしまった。

 今度の機種はタッチパネル式だったため,操作がより直感的になった。手ブレ防止機能も結構効いて,映像は安定することを実感した。

 そうすると気になるのが,テレビカメラでの中継で,映像が手ブレすることである(テレビ局のカメラワークがヘタになった - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/3/26)。かつてはNHKのカメラマンは,ズームインしても微動だにしなかったものだが,いまやどの局のカメラワークが本当に下手くそになった。

 マラソン中継では,クルマの揺れに対するブレ防止装置が標準で付くようになり,中継が見やすくなった。通常の中継でも,手ブレ防止機能を付けてほしい。

 レンズを動かすアクティブ型手ブレ防止装置でも,CD上でブレを読み取って補正する空間補正機能でも,どちらでもいいので採用してほしい。

 もはや,テレビ局のカメラマンはプロではない。機械に頼るところは頼るべきである。視聴者をないがしろにする方が,よほど問題ではないのか。

 超小型のアクションカメラも,8Kになると画像的には問題ないレベルになっている。エンタテインメント番組では,放送全体の1/3ぐらいはアクションカメラの映像になっている。魚眼レンズ系の映像が多いので画像は概ね歪む。したがってそこはアクションカメラだとわかるのだが,画質についてはほとんど問題がないように見える。ズームが標準ではないので,使い勝手はそれほど良くないが,超小型ムービーカメラとして,使い出はあると思うのである。

 テレビ局のカメラマンよ,せめて一脚は持つべきだろう。その表現が,視聴者にとってアピールするはずである。