jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ノートPCに「バッテリーOFF」スイッチを加えるアイディア--AC電源につなぎっぱなしではバッテリー寿命が短くなるため

ついに中国製「OPPO」スマホに乗り換え--今のところ問題なし,というか完璧 - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2024/2/28)から2週間。押しボタンの位置が前機種と違うとか,パスコードの桁数が6桁に増えて面倒になったとか,まだ多少の違和感はあるが,問題ない。

 中でも,バッテリーの充電を80%で停める,という機能は実際に検証できた。ただそうすると,実用使用範囲が20~80%となり,全容量の2/3ぐらいになる。「連続使用可能時間◯◯時間」というスペックを鵜呑みにできなくなる。クルマの燃費スペックみたいなもので,数字どおりの性能を期待してはいけないのかもしれない。

 その後も,いちおう過充電を防ぐために,タイマーをセットするなどの工夫をしている。かつて,ラジカセで朝のラジオ講座を録音するのに使っていた機械式のタイマーや,今やただのデジタル時計と化していたオーディオタイマーに電源ON/OFFの時刻をセットし,4時間以上の充電をしないようにしている。

 外に持ち出す機会が意外に少なかったタブレットがある。使う前日に100%充電し,そのあとは電源につないだまま使っていた。こうした使い方が悪かったのだろう,最近はすぐに放電してしまい,AC電源につないでもすぐには使えず,お蔵入りになりかけている。こちらも,タイマーを使って定期的に充電するようにセットし,様子を見ている。

 そう考えると,普段使っているノートPCのバッテリーが怪しくなってきた。オフィスではデスクトップPCを使っており,家ではノートPCである。自室からリビングルーム,そしてたまに外に持ち出すのに便利なので,Windows7以降はノートPCしか使っていない。

 しかし,よく考えてみると,1日中AC電源につながったままである。つまり100%充電状態を続けていることになる。おそらく自然放電もあるので,少し減っては充電,というのを繰り返していると思われる。こういう使い方が,バッテリーにとっては一番過酷だとは分かっていても,電源につなぎっぱなしの人は多いのではないだろうか。

 ノートPCも機能アップばかり続き,2年ぐらいで古く感じるようになる。最新OSに更新できなくなることで,買い替えを余儀なくされる。おそらく,電源をつなぎっぱなしにして使ってバッテリーを酷使しても,その実用寿命とPCの寿命がほぼ同じなのかもしれない。

 現在,Windows 11の最新OSを使っている。個人的には,Windows XPが軽くて使いやすかったし,Windows 7で十分なAV性能を持てたと思う。Windows 10/11になっても,インタフェースが変わったかなと思う以外は,それほど意外性を感じない。むしろ,ハッキングなどに対抗するためにOSのバージョンアップが繰り返されているのではないかと思われる。

 そうしてまた新しいノートPCに買い替えていくと,古いノートPCが破棄され,そのバッテリーリサイクルがどうなっているのかが,また心配になってくる。いちおう,PCについては正規の回収ルートが設定され,認定業者が対応しているはずだが,何となく単に分解して部品取りをし,使える部品は修理業者や海外に転売,バッテリーやケースなどは廃棄して,ほとんどリサイクルされないのではないかと思っている。

 コンピュータの処理能力をどんどん向上させることで,生成AIが登場し,いよいよ人間の脳の代替を目指そうという動きが盛んになってきた。おそらく,将棋や囲碁,ゲームなどで対戦した場合,コンピュータが勝つことが多くなるだろう。絵画,音楽,イラスト,アニメ,そして小説なども,コンピュータが自由に作り始めた。何だか詰まらない時代が来てしまったと思う。

 宇宙開発は,元々は戦争のための技術である。旧ソ連人工衛星や有人飛行で先行し,これにアメリカが対抗した。その後,宇宙開発を正当化するために,月への飛行を目指して成功させた。しかし,現在は中国が参入し,再び戦争技術の開発へと進んでいる。民間の人工衛星がビジネス目的で打ち上げられているが,軍事への転用もすでに懸念されている。

 同様に,コンピュータ技術も元々は戦争のための技術である。AIまでできてしまっては,それこそSF映画のシーンではないが,人工知能が勝手に暴走してしまう可能性を否定できなくなった。何とかこの辺りで歯止めをかけなければならないと思ったりする。

 性能アップよりも,地球の汚染問題の方がはるかに重要な課題のように思える。大量生産,大量廃棄がプラスチックで依然として続いているし,これにEV用バッテリーの廃棄や太陽電池パネルの廃棄などの問題が加わっている。原子力発電所廃炉核兵器の廃棄などの問題も山積している。

 とりあえず,OSを4~5年とこれまでの2倍使えるぐらいに開発をスピードダウンし,PCの廃棄を減らすことを提案したい。そうするとバッテリーが途中で性能劣化して交換して廃棄,という流れも考えられるので,ノートPCをAC電源でつないだときに,バッテリーの満充電防止機能を入れることを提案したい。

 ただ,もっと簡単に「バッテリーOFF」というスイッチを付けるだけで解決するのではないかとも思うのである。

 地球にとって,スマホ,ノートPC,家電,EVによるバッテリー廃棄問題は,まったく解決できていない問題であることも,改めて指摘したい。