jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

電池は突然無くなるから嫌い--不安の理由が分かった【追記】電流値を表示できるスマホアプリをようやくセット

筆者のクルマは、現在24年目、入った。ボディの塗装の劣化も目立ち、前照灯の黄ばみみ目立つ。トランスミッションは一度トラブルで全交換をした。しかし、エンジンは問題なく動いている。

    災害時の電力確保のためにEV (電気自動車)の導入も真剣に検討したのだが、多分、導入はしない。入れるとしても、モーター駆動式のハイブリッド車になるだろう。

   今、使っているスマホは、バッテリー残量が38%である。1/3以上残っているが、今日1日使えるかどうか、すでに不安な気持ちである。残量が20%になると省電力モードになるように設定してあり、さらに10%になれば超省電力モードになるはずで、モード切り替え無しでもあと8時間は使えると表示されているのだが、信頼できない。

    ノートバソコンも、普段自宅で使う時はACアダプターを使っている。したがって、バッテリーは常に満充電状態である。バッテリーだけでも6時間は使えるはずだが、AC アダプターを外して移動させていても残量が50%になると不安になってくる。

    テレビのリモコンでも、無線マウスでも、バッテリーを使っているが、突然、使えなくなることが多い。別に使えなくなっても、予備の電池に交換すれば1分後には操作できる。しかし、スマホもノートバソコンも、外出中にバッテリー切れになってはどうしようもない。ましてEV である。

    スマホやノートバソコンとは事情が違うかもしれないが、例えば「残り20%」で走れる距離と時間が表示されたとしても、その数字が信用できるのかどうかは一種の賭けではないかと思うのである。安心して走り続けられる人は少ないのではないか。また、どこで充電できるのかも不安ではないだろうか。

    スマホでも、使い方によって減り方は刻々と変わる。少し厳しい検索をしたり、映像を通信したりすれば、消費電力は増え、残り使用時間も一気に半減したりするだろう。

    もっと厄介なのは、例えば10%残り、というところから一気に電源オフになることがあることである。何らかの安全措置なのか、バッテリー自身の性能なのか、分からないが、過去にスマホやパソコンで何度も経験しているので、疑心暗鬼になっているのだろう。

    1個のバッテリーをすべて使い尽くして、なおかつ20%分ぐらいの小型バッテリーに自動的に切り替わってサポートするという仕組みが、すべてのバッテリーシステムに欲しい。

    モーター駆動ハイブリッドで発電専用エンジンを搭載したハイブリッド車は、比較的簡単な仕組みでバックアップできるので、筆者の推しである。もちろん、水素エンジンでもいいのだが、コスト、実現性などを考えると、モーターハイブリッドが最短距離にあると思うのである。

 さて,夕方になった。スマホのバッテリーが20%になったところで,省電力モードに切り替わったと思われるのだが,その前に「残量が20%になったので,充電してください」とメッセージが出た。ガソリン車だと黄色い給油所マークが点く感じかもしれない。しかし,クルマだとあと10kmは余裕で走れると認識しており,その途中にガソリンスタンドは必ず見つかる。一方で,スマホは充電池を持ち歩く必要があるし,家までの1時間の間の使い方を悩んでしまう。おそらく,通信をしながらのアプリだと,使い切ってしまうかもしれない,などと考え始めると,不安になる。EVもおそらく同じ気持ちになるのではないだろうか。

 しかもガソリン車ならおそらく最後の1滴まで問題なくエンジンが回転するのに対して,バッテリーだとたとえば残り5%になったときに電源のON/OFFなどの大きな動作をさせると,電圧不足で回路停止してしまう可能性もある。これも不安要素の1つである。

 バッテリーが化学反応で電気を発生しているために,バッテリーの中はブラックボックスである。残量計算も実はあいまいで,適当な数字を出しているに過ぎない。固体バッテリーが注目されているが,さらい物理現象を利用したキャパシタがもっと普及しないものかと思っているところである。

【追記】どの電器製品も,おそらく「電源ON」の瞬間に最も大きな電流が流れる。「瞬間最大電力」がこの瞬間に出ることは,エアコンを頻繁にON/OFFすると消費電力が増えるのはよく言われることである。レーザープリンターも,待機状態から印刷開始状態になる際にピーク電力が記録される。おそらく,EVやスマホも同じように,電源ON時にかなりの電流が流れると思われる。電池残量が減ってくると,この電源ON時のピーク電力が効いてきて,残量があっても起動できなくなる可能性がある。

 スマホ用のバッテリーメーターアプリはいろいろあるが,ほとんどは残量%と残使用時間を示すだけで,電流値を示してくれるアプリがなかなか見つからなかった。Androidの「Ampere」というアプリが,電流値の表示ができ,直近1分ぐらいの最大値,最小値も表示される。筆者のスマホだと,最大で1150mA,待機時は20mA,一般アプリ使用時が400~600mAぐらいを示していた。そして電源ON時は800mA前後の高い数値を示した。おそらく電源をONにした瞬間に,最大値を記録しているのではないかと思われる。

 このAmpereというアプリだが,ウィジェットでデスクトップ上に常時表示させるには,有料登録をする必要がある。ただ240円の1回支払いなので,支払ってもいいかと思われる。