jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ライフログを自動生成--google mapは知っている。政治家のスマホはどうなっているのか

政治家の行動には,3つのフェーズがあるようである。国民のために行動する「パブリック」,自分のために行動する「プライベート」,そして自分たちのために行動する「記憶にございません」。

 一般人は,自分たちのために行動するのが「パブリック」で,自分のために行動するのが「プライベート」の2つのフェースしかない。「自分たち」は,自分の属する組織であり,会社だったり学校だったりする。仕事をする以上,組織にとって公開できない情報の取り扱いは,「コンプライアンス」というルールで縛られている。

 政治家のパブリックな行動は,基本的には表向きの行動である。国民のため,と言えば大義名分が立つからである。しかし,自分たちのための行動が,国民の審判も受けられず,政治家の間でも「記憶にございません」「記録にありません」と言えば済むというのが,どうにも気に入らない。

 政治家は,パブリックな時間をすべて記憶・記録する必要があると,まず本人も考えるだろうし,国民もそれが当然だと考える。多くの秘書を抱えているのも,行動をきちんと構築する必要があるからだろう。分単位でスケジュールが決まっているはずである。

 しかし,政治家の「記憶にありません」時間は,記憶・記憶を残さない時間であるらしい。組織に対するコンプライアンスがあるのだろう。しかし,営利目的の会社のコンプライアンスと違って,政治組織の動向は,日本の動向を左右しかねない。コンプライアンスがあるといっても,限りなくパブリックな時間に近いはずである。記憶・記録が簡単に改ざんされてしまうことは,国民に対する不義理であると考える。

 一般人である筆者は,逆に日々何をしたかをほとんど記憶していない。10年以上も,毎日手書きで日記を付けていた時期もあるが,仮に読み返しても,イベントの正確な時間が記録されていることはほとんどない。あらかじめ予定があれば,手帳に予定を書き込んであるが,日記にそのことを転記することもない。

 ガラケー時代は,歩数計機能を使っていたが,スマホを持ち歩き始めてからは自分の行動を自動的に記録できる「ライフログ」系のアプリをいろいろ試していた。歩行,滞在,交通機関などを自動的に記録できる。どの時間にどこに行ったかが記録される。

 もう1つ,行動記録が取れるのが,google mapである。このgoogle mapの「タイムライン」という機能が優れている。スマホgoogle mapをインストールしてあり,googleにログインしていれば,自分のスマホとともに,移動状況が記録される。

 筆者のスマホには,google mapが標準で入っている。gmailアドレスでログインし,ここからいろいろな作業に入れる。意図していないが,gogle mapのタイムラインには,筆者の1日の行動が記録されている。記録を遡ると,2014/4/5から記録が始まっている。筆者の10年の記録が残されているようである。

 安倍晋三前総理が銃弾に撃たれ,亡くなったのが,2022/7/8。あれから2年経っていない。仕事でスマホを持ち歩いているのなら,おそらくgoogle mapは入っているだろうし,個人のアカウントも持っていると思われる。google mapのタイムラインをたどれば,その日の行動は時分単位で記録されている。安倍派重鎮が,どのように行動したかは,このタイムラインを調べれば分かるはずである。ちなみに,この日の筆者の記録を見ると,朝のいつもの時刻に家を出て,会社に行き,定時に退社して時間通りに家に着いていることが読み取れた。

 政治家が行っていけないという場所はない。密会合が行われる場所は,すでにメディアにはバレている。google mapのタイムラインで,プライベートな時間の行動は個人のプライバシーに関わるから「墨塗り」してしまえばいいが,「パブリック」な時間と「記憶にありません」時間は,公開すべきだと思う。

 今でも,安倍派および全政治家のgoogle mapタイムラインを,公開して分析すべきではないだろうか。それとも,政治家はgoogle mapやApple mapをスマホから外しているのだろうか。心にやましいことがなければ,自分の行動をはっきり言えるのではないか。「別の議論のための会合」であれば,公表すべきである。それが,公人としての政治家の義務ではないかと思うのである。政治家として当選したら,google mapのインストールを義務づけるべきだろう。