jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

茨城県北部で震度5弱の地震が連続して発生--これは首都直下地震の前兆の可能性と感じた件

2024/8/19 夜中の0:48に地震速報が入り,茨城県北部で震度5弱地震が発生したことを知った。その2分後の0:50に再び地震速報が入った。震源はほぼ同じ場所だった。まだほとんど報道がないが,被害が出ていないことを祈りたい。

 南海トラフ地震関連の話題が続いたが,8/9の横浜での最大震度5弱地震と合わせると,いよいよ首都直下地震の可能性も高まってきたのを感じた。寝入りばなだったので,ドキドキした。

 地震も常に想定外の事態が起きる。阪神淡路大震災での高速道路の倒壊,東日本大震災での大津波熊本地震での熊本城崩壊,そして能登半島地震での大火と地盤隆起など。南海トラフ地震での津波に対する備えは,筆者から見ると甘いように思えるが,首都直下地震に対しては,想定の域を越えてしまっている。首都高速の崩落,高層ビルの崩落,地下鉄路線の崩落など,壊滅的なイメージがある。

 インドネシアで大胆な首都移転計画が進んでいる。20年計画でジャカルタからヌサンタラに移設する。ジャカルタへの人口集中によって地盤沈下などの問題が発生しているからでもある。新首都の建設で,環境破壊,生態系への影響も懸念されているが,国の機能が麻痺する前にという判断だった。ただ,現在のジョコ大統領の任期が2014年で切れるため,次期大統領の意向も気になるところである。全面移転は2045年とされており,現在は15%ぐらいの進捗という。

 東京への一極集中は結局改善されず,さらに加速していると言われている。筆者は,東日本大震災の復興と首都移転を併せて実施すべきだと主張してきた。正直,福島県辺りは気候が寒いという印象があったのだが,地球温暖化が進んでいるため,東京でも殺人的な37℃の猛暑日が続いている。少し北に移転するいいチャンスではないかとも思える。

 自民党が派閥を解消し,現政権があっさり手を引き,そしてかつて話題にも上らなかった若い政治家がこれまでの慣例を無視して政治を変えようとしている。ある意味でカオスな世の中になってしまっている。一方で,東京都政も硬直化が進んでしまっているのを感じる。都庁の移転,国会の移転といった主要機能の分散・移転からまず始めてもらいたい。どうしても「現状にしがみつく」姿勢しか見えないのである。