jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

プロテインとスキムミルクの関係--個人的分析だが基本的に同じと判断

20代の息子がジムに通い,プロテインを愛飲するようになっている。昨今のマッチョ志願かと思いきや,社会人になって運動の機会が減ったので体力作りのためなのだという。そういえば,高校生のときは水泳部に入っていたのでそれなりにガッチリした印象だったが,現在は少し脂肪に変化してきているようにも思える。

 プロテインは年配者にもいいよ,と言われたので,試しに息子が飲んでいるプロテインを飲んでみた。抹茶味でけっこう甘い。しかし糖分は控えめなのだという。ほかに,以前,息子が試して甘すぎたリンゴ味のプロテインが残っていたので,こちらも試してみた。確かに甘いのだが,飲めないこともない。冷蔵庫の奥で放置されていたので,せっかくなので筆者が飲みきった。

 ちょうどAmazonブラックフライデーセールの期間だったので,自分なりのプロテインを探してみることにした。値段もピンキリだが,人気があるという低価格の製品を試しに買ってみた。チョコレート味とナチュラルミルク味という2種類である。

 別々のパッケージで送られてきたので,先に開封したパッケージの製品から始めることにした。開いたのがナチュラルミルク味のプロテインである。

 さて,このナチュラルミルク味ホエイプロテインを飲んでみた。どこか懐かしい味がした。考えてみると,赤ちゃん用の粉ミルクの味と同じだった。そしてさらに行きついたのが,パン焼きに使っているスキムミルクだった(ホームベーカリーに挑戦開始--小麦粉値上げに対抗し米粉パンづくりを目指す - jeyseni's diary 2023/2/3)。

 娘が小麦粉絶ちを始めたので,しばらくパン焼きがご無沙汰になっていたのだが,秋からまた始めた。今回は自分のためのパン焼きという感じである。その中で,スキムミルクを使う。ちょっとしたタイミングでスキムミルクを舐めたり,袋の中のにおいをかいだり,そして粉自身をスプーンですくったりする感触が,プロテインとほぼ同じだったからである。さらさら感も同じに感じた。

 果たして,と思って調べてみたら,基本的にホエイプロテインスキムミルクは原料が牛乳である点は同じであると認識した。ホエイプロテインの他に,ソイプロテインというのもあり,こちらは大豆タンパクが原料になっている。ホエイ型が吸収が速く即効型,ソイ型は吸収がゆっくりで腹持ち型らしい。筋トレの前後に飲むにはホエイ型が適しているようである。

 プロテインというだけあって,タンパク質が強化されている。一方,スキムミルクはタンパク質はプロテインの半分程度だが,牛乳由来のカルシウムが豊富であると書かれている。ほかにも成分の違いはある。実際,筋トレの際に飲む飲料として,プロテインだけでなくスキムミルクも紹介されていた。

 ガチガチの筋肉強化のためには,プロテインと高付加なトレーニングが必要のようだし,トレーニング後の筋肉の修復にもプロテインは役に立つと思われる。一方,別にムキムキマンになる必要がなければ,特に筆者のような年配者にとっては,カルシウム補給の方が重要にも思えてきた。価格的にも,大袋ならプロテインの半分と安いスキムミルクという選択肢もあると思われる。

 問題があるとすると,スキムミルクには味のバラエティーがないと思われることである。ずっと何年間も粉ミルクを飲み続けるような形になると考えると,いろいろな味を楽しめるプロテインもいいかなと思ったりする。2袋目のチョコレート味プロテインを飲み終わったら,もう一度考えてみたいと思う。