jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

10検体を混ぜて検査すれば,実質10倍の時短になる件

新型コロナウイルスに対して,PCR検査でスクリーニングをどんどん進めて,安全なエリアを確保する,というのが,筆者が提案するホワイトロックダウンの主旨である。世田谷区など,ようやく街を上げてPCR検査を積極的に進める自治体が出始めた。新型コロナウイルスの空気感染の可能性について-PCRスクリーニングをより綿密に - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/7/8に書いたブログである。

 PCR検査は当初,結果が出るのに数日かかると言われていた。現在は4時間ぐらいで結果が出るようだ。検査も従来は医療関係者しかできなかったが,規制が緩和されて一般検査企業でもできるようになった。これだけでも大変な改善である。ロボットアームを使った自動化も進められている。ありがたいことである。

 実際は行われているのかどうかわからないが,10検体を混ぜてまず1次検出を行い,反応がなければその10検体には感染者がいない,と判断するという1次スクリーニングという方法があるという。100人分の検査が10人分の時間で済む。日本ではこういうことが進められているのであろうか。

 逆になんでも別々にするのが今の日本人かもしれない。人手で実行すると,人の検体に別の人の検体が混じるとか,検体を取り間違えるとか,そういうことがまた起きるのだろう。自動検査装置上でこのような検査パターンがセットされている以外は,難しいのかもしれない。

 10分で結果の出る抗原検査でスクリーニングする方がいいと思うのだが,自分で検査すると,結果を詐称する可能性も高い。PCR検査で陰性を確認できるといいが,「陽性」と言われるのは,『宣告』に近い。それでいて,受け入れ先がない,という現時点の医療体制が恐ろしい。とにかく罹患しないようにするしかない,と改めて思うしかなく,外出を極力控える毎日である。