jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

スマホアプリ単体での健康管理はもう一息

スマートフォンには,さまざまなアプリをインストールできて,いろいろな機能を試すことができる。パソコンのユーティリティーもこれまで山のように試してきた。スマホらしいアプリも玉石混交で,外れることも多いが,当たると役に立つ。

 GPSを使って行動記録が取れるので,新型コロナウイルスに万が一感染した際の行動分析,濃厚接触者分析に使おうと思っている。さらに,自分宛てのメールを1時間ごとに発信して注意を喚起し,そのときの行動をまた返信して記録するスクリプトを使わせていただいている。

 スマートウォッチとリンクして,体温,心拍数,血中酸素飽和度,血圧を1時間ごとに記録する仕組みも実験済みである。スマートウォッチ購入。体温・血中酸素濃度をモニターへ。 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/2/4。幸い,今のところ新型コロナウイルスへの感染からは逃れており,体温も一定に保てている。食後に体温が上がったり,歩くと血中酸素飽和度は下がる。お酒を飲むと血圧がさがり,朝方に血圧が上がることがあるなど,傾向はつかめた。時計としてはあまり見ることもなく,腕時計として家でも常時装着しているのにやや飽きたので,現在は外している。

 そこで,スマホだけで体温などを測定できないか,といろいろと試している。

 指先の血流をスマホのカメラで捉え,そこから体温,脈拍数を測定するアプリ「hakarun」というのをまず使っている。まあまあ正確な測定値を出している。

 パルスオキシメーターとリンクしてデータを計測するアプリは多々あるが,スマホ単独で計測するアプリはまだないようだ。パルスオキシメーターと同様,光源の光を投射できるのだが,おそらく機種によって光の波長がバラバラなので,血液の色を見て血中酸素濃度を測定するのに精度が足りないのかもしれない。

 血圧はさらに難しいが,スマホで顔の表情を連続的に判定し,そこから血圧を計算する方法が海外で提案されている。これはまだ実現には時間がかかりそうだ。

 せっかくなので,脈拍パターンを記録できるアプリもインストールしてみた。なかなか安定的にデータを取れないが,これも健康診断で取る心電図のような結果が得られて,面白い。

 測定用に照射する光は,スマホの種類や個体によってバラつきがあったりするだろう。そこの較正も機能に組み込んでより正確に使えるアプリの登場が期待される。新型コロナウイルス感染後に自宅待機やホテル待機する際,必要なパルスオキシメーターが確保できていない現状で,簡易的に傾向をつかめる機能として開発していただきたい。