jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

若者には抗原検査キット。ワクチン接種の遅れのカバーのために同時並行で実施すべき。

「大学でPCR検査」拡大、早大生も歓迎「対面授業やりやすくなる」 (msn.com) 早稲田大学東京医療保健大学近畿大学千葉工業大学などが独自ないし政府のモニタリング検査を利用して,大規模なPCR検査を始めた。北里大学,京都工業繊維大学,秀明大学武庫川女子大学などは,学内に検査施設を設置した。これでリアル授業に持ち込みたいという意気込みのようである。

 筆者が,大学生へのPCR検査を提案したのは,第三波が始まる前の段階だった 大学生が学割で定期的にPCR 検査を実施する案 - jeyseni's diary 2020/10/25。学校でのクラスター対策として提案していたものだが,変異ウイルスが若者の間で急速に広がりだしたのを機に,ようやく乗り出した感がある。ちょっと遅かったかもしれないし,希望者だけというのが気になるが,一定の効果は期待できる。

 変異ウイルスによって,若者にも感染リスクが高まり,さらに重症化リスクも上がっている。無症状感染によるウイルス拡散も見逃せない。希望者だけでなく,本来は全員が少なくとも週1ぐらいの頻度で検査を実施するのが望ましい。若者に対するワクチン接種にはまだ数ヶ月先になるかもしれないので,その間の大学でのクラスター発生を抑制するには,定期的なPCR検査しかない。検査キットの量産をなぜしないのか - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/5/15。これで大学キャンパスをホワイトゾーンにできると,リアル授業もこれまで以上に安心して受けられるようになるだろう。

 むしろ,比較的低価格な抗原検査キットを量産してさらに安くして若者全員に配布することにより,体温計のように週1で抗原検査をして感染を拡大させないようにするのが,ワクチン接種が遅れている今,同時並行にすべきことだと考えている。