jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ワクチン接種か拒否かで,全国民の意思登録制に--ディスニーランド入場と同じ方式の採用を提案

新型コロナウイルス対応のワクチン接種について,新しい提案をしたい。というのも,現在使われているファイザー製,モデルナ製,アストラゼネカ製,ジョンソン&ジョンソン製のいずれも,接種後の死亡リスクを否定できないからである。

 現在のところ,ワクチン接種とその後の死亡についての因果関係については,明確な関連性がないとされている。しかし,直接間接にワクチン接種によって体調に変化をもたらすことは,軽度の腕の痛みや微熱という順反応(世の中ではこれも副反応と言っている)の割合が接種者の8割以上と異常に高い数字になっていることから推察できる。従来の他のワクチン接種に比べて,順反応の割合が高すぎる。これは,新型コロナウイルス対応ワクチンが,ヒトの身体に対してほぼ全般的にかなりの負担をかけていることを示している。

 負担に対する個人の反応は人それぞれである。筆者のように接種当日でも翌日でも腕を上げると少し違和感がある程度で,腕を上まで容易に挙げられるようなごく軽い順反応しかなかったケースもあれば,腕が上がらない,腫れ上がる,などの物理的なやや大きめの副反応を起こしている人も多い。ここのところ,モデルナアームと呼ばれる1週間以上も腫れが続く症例も多く紹介されている。副反応の強さは,これまでのワクチンよりも明らかに大きい。その分,感染罹患防止効果や重症化リスク低減効果が高い,と言われていたが,デルタ株変異ウイルスに対しては感染罹患防止効果は十分ではないことも証明されてきている。

 その中でも,ワクチン接種後の血栓生成による死亡例や心筋症による死亡例,脳梗塞による死亡例などが報告されている。直接の因果関係を証明することはおそらくできないが,運が悪いとあきらめるわけにも行かない。

 筆者の家族は,ワクチン接種についてはやや消極的である。子供たちは若い人の副反応の大きさが気になるし,配偶者は自分の身体の調子と見比べて,日延している状況である。ワクチン供給も順調でなくなり,筆者がトライした登録サイトでのキャンセル待ち方式では,1回目の予約が取れても2回目の予約が取れない状態になっている。

 以前紹介したシオノギ製薬で開発中のワクチンが,副反応が少ないだろうという予測を持っている シオノギのワクチンは間に合うか - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/7/10。気になるなら,このワクチンが供給されるであろう年明けまで,待つという選択肢があるのではないか,と話はしている。

 さて,本来であれば国民全体がワクチン接種を受けることで集団免疫を獲得し,感染拡大を抑えるという図式が正しいのだが,国内でも350例を超える接種後死亡者の数字は無視できない。この数字を見て,ワクチン接種を否定する人も多い。特に若者は接種を拒否する人も多い。

 筆者は,ワクチン接種後もテレワークを続けているし,二重マスクの着用をしている。ワクチン接種をしたからといって脳天気になっている年寄りの気が知れない。一方で,ワクチン接種もしないのにアゴマスクで大声で談笑している若者がいる。ほかの人の精神構造は測りがたい。

 副反応がある以上,その結果が強く現れる場合は死亡リスクもあると考えていいだろう。そのリスクを避けるためのワクチン接種拒否という選択肢はもちろん配慮すべきである。ならばワクチン接種の代わりとなる3日ごとのPCR検査ないし抗原検査の実行と,いずれかの選択を明確にしたことを証明する「ワクチン接種済みまたはPCR検査受診意思確認書」を,国民1人1人を特定して発行すべきではないかと思う。ここにマイナンバーを重ねるべきである。

 これは2択である。ワクチン接種済み者ももちろんマスク着用などの行動規制はある。PCR検査については,3日ごとに受診する必要があり,これを怠って行動した場合は,移動制限どころか,拘束もやむを得ないことにする必要がある。ワクチン接種を拒否した以上,自分の行動により責任を持つ必要がある点は,当たり前だろう。もちろん,3日に1回のPCR検査は,無料で受けられるような体制を取るべきである。

 しかし,この証明書を国民全体が常に所持し,これによって行動規制をかけることは,難しいという側面は否定できない ワクチン接種とプライバシーを考える。日本人には「証明書の常時携帯」は無理。 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/6/5。しかしこれはディズニーランドの入園時と同じである。東京という仕事ランドに行きたければ,年間パスポート(ワクチン接種済み証明書)を提示するか,窓口で入場券(PCR陰性証明書)を買うしかない。PCR検査を,オリンピアンと同じように無料で行う体制さえできれば,不公平感はない。1回ずつ入場券を買う(PCR検査を受ける)には,窓口で並ばなければならないという不便さはあるが,入場券を買えればあとは自由に行動できる。

 「マイナンバー1234567890123番の人は,ワクチン接種済み」「2345678901234番の人は,ワクチン未接種で,PCR検査で2021/7/15に陰性証明済み」と全国民を把握すれば,ワクチンの接種効果の正確な判定にもなる。システム的には,内閣官房主導の「VRS」がワクチン接種についての個人情報を把握しているはずなので,「VRS」のバーコード入力の不備,「V―SYS」との未連携という愚行【修正】 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/7/14,これをベースに展開すればいいのではないだろうか。手元にある「新型コロナウイルスワクチン 予防接種済証(臨時)」という紙ベースの証明書が何の意味も持っていない。ワクチンを接種した人だけが特典を受けられる,というのも不公平である。そのためだけに自分の命のリスクを捧げる人はいない。宝くじというのも,実に不愉快ないい加減な促進策に見える。

 ワクチン接種率を上げると同時に,ワクチン拒否者を救済する方法を提供することが,公平に,そして社会全体で,COVID-19を抑え込む方法だと考える。