なぜ日本が負け組になるのかを表にまとめてみたい。
| 日本 | 世界 | |
| マスク | 着用必要 | パスポート所持で不要 |
| 飲食 | 黙食、アルコール禁止 | パスポート所持で自由 |
| イベント | 応援禁止 | パスポート所持で応援可能 |
| 握手 | ヒジタッチ、エアタッチ | パスポート所持で自由 |
| 外出 | 無法状態 | パスポート所持がないと外出禁止 |
もうお分かりだろう。先進国では、ワクチンパスポート(PCR 72時間パスも含む)で、マスクなしの日常が戻っているのである。一方、日本はワクチンの打ちっぱなしで誰が接種者か分からず、PCR 72時間の許可証もないので、誰でも感染したまま表を歩くことができる。マスクなしで歩くことは、感染リスクにいまだにさらされていることになる。これが衰退国たる日本のいまの政策、政治である。どの議員も、政治家も、評論家もジャーナリストも言わない。だから負け組だと言いたいのである。
言っても30％だが，高齢者のワクチン接種はせっかくの大規模接種センターまでが遠いからやはり地元で接種する，という理由で遅れ気味ではあるが，おそらく75％ぐらいが接種希望者で，オリンピック開催までには1回目接種はここまでは進むと思う。
問題は，64歳以下の若い人たちである。職場でワクチン接種を拒否している人がハラスメントを受けるなどの問題がすでに見えているが，一番若い20代層がワクチン接種に消極的に思えるのである。「若い人ほど副反応が大きい」「学校やバイトを休んで行くほど時間がない」など，いろいろな理由が考えられる。
初期型ウイルスは，若い人での重症化リスクが比較的低かったが，変異型ウイルスでは，若い人でも重症化するケースが増えているように思える。高齢者と違って仕事や学校の仲間がいるので，みんなと同じと思われたくないと思ってかえって拒否反応が出るということもあるようだ。
とはいえ，ワクチン接種と同等の非感染証明になるPCR・抗原検査の体制がいまだにできていない日本では，この若い世代の選択についてのソリューションを早期に充実させるべきなのだが。
あとは，製薬会社がとにかく安い抗原検査キットを提供していただけないかと思う。正直，100円ショップで買えるようなものがほしい。ガムのような抗原検査キットがほしい - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/4/30。そして，結果をスマホの画面で表示できるようにしてほしい。クラウドファンディングでも何でもいいので，資金調達して製造してほしい。なぜ，中国やイラクで無料のPCR検査と検査証明が出せているのに，日本ではそれをやろうとしないのか，もはやこれはミステリーであり，世界の不思議である。
