jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

くちばし型マスクを初装着--隙間が少なくてgood。マスクインナーカバーとの併用もオススメ

2021年のベスト商品の1つに数えられたのが,くちばし型不織布マスクである 「くちばし型マスク」が激売れ! 快適さとファッションを両取り:日経クロストレンド (nikkei.com)。たしかに街中でたくさん見られるのだが,何しろ手元には普通のタイプの不織布マスクの備蓄がかなりの数あるため,あえて手を出していなかった。家族の1人が友人から譲り受けたというくちばし型マスクが家に来たので,使ってみた。

 くちばし型マスクという言い方は,2021年に使われるようになった。韓国でよく使われているタイプだという。つくりを見てみると,2020年の布マスク時に当時の西村康稔経済再生担当大臣が着けていたデニムの布マスクと同じ構造のようだ 感染拡散防止のためのマスクは「何でもOK」 - jeyseni's diary 2020/5/1(当時はまだマイクロ飛沫は問題になっていなかった)。

 たしかに評判どおり,口の前の空間が確保されるため,話しやすいし,女性の場合は口紅が付きにくいというメリットがある。頬や鼻周り,アゴ周りの密着度も,通常の不織布マスクよりも良好なようだ。形をキープするために,生地もしっかりしている。裏表を間違えることもない。縫製には3枚の部品を合わせる必要があるのでやや工程は増えるが,全自動で加工できるため生産性も問題はないようだ。

 生地がしっかりしているので,立体構造をキープでき,肌との隙間も少ないため,その分,呼吸に対して面の動きはある程度大きい。

 筆者がこれまでの不織布マスクで使用をオススメしているマスクインナーカバーを,くちばし型マスクにも使ってみたが,内側からマスク面をしっかり支えるため,激しい呼吸をしてもマスク面をキープできる。筆者的には,マスクインナーカバーとの併用はオススメである。

 一方,従来型の不織布マスクで肌への密着性を上げるために,布マスクとの二重化をオススメしてきた。どちらかというと,布マスクで不織布マスクを押さえつける仕組みなので,くちばし型マスクに対しては型崩れを起こしそうな印象がある。くちばし型マスクのマイクロ飛沫拡散抑制効果は十分あると思われ,1枚でも問題はなさそうである。

 2022/1/14時点で,全国の感染確認者数は22045人と2万人を超えた。その1日前の1/13が18856人,1/12が13246人である。明日1/15はまた外出する必要に迫られている。第5波のころから,筆者は二重マスクにしている 二重マスクにした理由 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/6/13 が,オミクロンの市中蔓延が急速に広まっているので,明日はこのくちばし型マスク+マスクインナーカバーの方式で出動してみようと思う。マスクの方式を変えた途端に感染した,と言われないよう,ノー三密,ノー会話,ノータッチの励行は続けたいと思う。

 1/14の東京の病床使用率は16.6%で,その前日から1.5ポイント上昇した。20%で特別措置の申請をする予定である。その数字は,6919床の20%であり,「1384床」,残り238床である。何とかここで食い止められないかと思うのだが,1/14時点での調整者(入院か自宅待機か,宿泊療養か未定)数が5157人もおられることと,1日あたりの入院指示が100人程度しか増えていないのが,やや人為的に思えることを考えると,明後日2022/1/17には20%に達すると計算できる。

 東京都の出している2020年2月以降の約2年間の病床傾向のグラフを添付する。

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2020/2~2022/1の東京都の医療状況。