jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ロシアのウクライナ侵攻が,ロシア正教の後ろ盾とプーチンの「神の代理人」としての立ち位置によって実行されている件--プーチンの考えを変えられるのは日本の上皇・天皇のみでは

ウクライナ侵攻は「宗教戦争」泥沼化の可能性も プーチン氏に「ロシア正教を守る」使命感 (msn.com) 2022/4/22の記事。ロシア正教 vs カトリック,ロシア vs 西欧諸国,そしてロシア系民族 vs ウクライナ系民族など,宗教,民族の対立という構図であるという分析である。専制主義から民主主義に転換した唯一の国が「日本」--これが今アピールできないのが日本の弱みである【追記】 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/4/19 のブログの中で,ロシア正教のトップにプーチン説得の期待を書いたのだが,どうも話は逆のようで,ロシア正教のキリル総主教はプーチン支持でウクライナ侵攻を支持しているとのこと。一方で,東方正教会ギリシャ正教会)のコンスタンディヌーポリ総主教ウクライナ侵攻に反対している。ウクライナ正教会ロシア正教会から独立したことが原因とも書かれている。

 ロシア正教を信じているロシアの国民は,プーチン大統領を「神の代理人」と信じているため,ウクライナ侵攻を頭からは否定できないとのことである。

 現実の人間は,完全な人は1人としていない。それを「神」として信じる宗教は,いわば洗脳団体なのではないか。従わないものは粛清される。日本の○ー○神理教,○○学会もそうだし,専制国家の多くが,この考えに固まってしまっている。したがって,議論の余地もない。自説を通すためには,粛清をいとわない。まさに宗教戦争である。カトリックを率いるローマ教皇が出てきては,火に油を注ぐようなものらしい。

 筆者のような一般人にとっては,「宗教戦争なら止める方法はない」としか結論が出せない。どちらかがなくなるか,どちらかが改宗するか,いずれの方法でしか,結論が出せないからである。宗教は洗脳であり,その呪縛を解くことはまず無理だからである。

 4/19の上記ブログで,今の日本が存続しているのは,昭和天皇が自らの考えを変え,神から人へ戻ることを選択したことによる,と書いた。終戦前の天皇崇拝の国,日本から,国民中心の日本に変える決断をされたことにより,日本国民は殲滅・抹殺されずに生き残り,その後の世界をリードするまでの大躍進を遂げたのである。

 今のプーチン大統領が,仮に自国ロシアに核兵器が落とされて何百万人の国民の命が失われたとしても,自説を曲げることはなく,さらに相手国に一般人の人的損害を出すという悪循環を繰り返すだけなのではないだろうか。筆者から言わせれば,それだけ器が小さいということである。

 ロシア正教東方正教ギリシャ正教)・ウクライナ正教の間で調整はできないし,ましてキリスト教ローマ正教も手出しができない。となれば,最後に説得できるのは,日本の天皇陛下か,さもなければ昭和天皇人間宣言を目の当たりにされた上皇さまだけではないだろうか。天皇が政治活動できないとなれば,上皇さまがプーチン大統領を表敬訪問して話をされるのが唯一の道ではないかと考える。