jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ボディビルのプロテイン摂取がスポーツの世界でドーピングにならないか心配--カーリング藤澤五月さんへの個人的エール

カーリング女子の日本代表チームの一員である藤澤五月さんといえば,筆者の印象は「かわいらしい女性」であり,だれからも好かれるタイプだという印象を受けていた。明るい表情と話し方で,お叱りを覚悟で言えば「お嫁さんにしたい女性」という評判も高いのではないかと思っていた。
   その五月さんが突如、ボディビルの大会に出場し、3位入りという好成績を収めた。驚いたのは筆者だけではないようである。
    とりあえず、彼女の周囲やスポーツ関係者からは称賛のコメントが寄せられている。関係者だから表立って余計なコメントはできない。しかし「内心は」どうだろうか。筆者のような素人や一般人からは、マイナス評価も寄せられているだろうと想像する。
   これまでも競技のための筋肉トレーニングはされているだろう。しかし、どのスポーツにおいても、ボディビルのような筋肉の付き方はしない。明らかに、プロテインの摂取による筋肉肥大の結果と思われる。
    カーリングは試合中の飲食が許され、審判なしで双方のチームが判定するという珍しく紳士的(というか公平)な競技である。冬のスポーツなので、ユニフォームや道具への規定はあるだろうが、筋肉増強のために摂取しているプロテインが「筋肉増強剤」と判断されないのかが心配の1つである。このことが切っ掛けで,競技前にドーピング検査を実施するといったことにならないだろうか。
    もう1つの心配は、彼女の個人的な評価である。もともと、ボディビルに対しての拒否感がある筆者としては、筋肉ムキムキ、あるいは筋肉隆々に対して否定的である。
    力があるということは、群れの先頭に立ち、群れを従わせる立場にある。群れのリーダーとしてのオスはハーレムを構成し、すべて自分のルールで世界を動かす。リーダーシップではあるが、見方によっては単なるワガママ、また身体を大きく見せることは、一種のナルシズムである。薄いシャツと短パンを着て、これ見よがしに歩かれると圧を感じる。筆者が望ましいと主張する男性の清潔感を感じられない(スキを見せない格好が「格好いい」と思う--まず男性編 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/6/9)。
    一方、女性のボディビルダーも昔からいるのだが、個人的には好きではなかった。女性ボディビルダーと一般男性との釣り合いが取れないからである。普通のスポーツ選手でもあれほどの筋肉の隆起はない。現在,日本で行われている世界水泳でも,世界一鍛え上げられた身体はギリシャ彫刻のような肉付きであり,筆者にはこれが芸術的に美しい肉体だと感じる。ムキムキの筋肉は,ボディビルという特殊な世界でのみ許される気がする。
    2つ目は,女性としての柔らかさや優しさが残念ながら感じられないことである。パートナーとしての魅力を感じられないのである。これも個人的な感覚の違いはあるだろう。男の視点なので批判は覚悟の上である。
   おそらく、プロテイン摂取をやめれば、元の身体に戻るだろうし、本人もひょっとしたら「一度挑戦してみたかった」というレベルではないかと思うのである。
   カーリングの試合の途中で腕まくりしたらいつもの身体に戻っていてほしいと思うのは、筆者だけだろうか。逆に,この筋肉の付け方がカーリング試合に悪影響がなければいいがとも思ったりするのである。