jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

スキを見せない格好が「格好いい」と思う--まず男性編

格好いい、という言葉がある。これも考えて見た。

   男性であれば、容姿、服装、振る舞い、そして「毛づくろい」かなと思ったのが、この文章を書くきっかけである。

   背がある程度高いことは、無条件に求められる。しかし、高過ぎるのは圧になりかねない。

   服装も、ブランドモノを着ていればいいわけではない。パリッと着こなすには、シワやシミもない方がいいが、ボタンをかけ違えていてはダメになる。

   「毛づくろい」と言ったのは,髪型とヒゲのことである。

 筆者は正直言って,超長髪も嫌いだし,超短髪も嫌いである。また,ヒゲはない方がいいと思っている。

 長髪の中でも,結んでいるのはもっと嫌いである。結ぶということは邪魔だから結ぶのではないか,と思うので,だったら切って短くすれば結ぶ必要がない,と思うからである。

 一方,短髪でも油でピッチリ固めたのも嫌いである。ベタベタしていそうで,清潔感がない。

 今,流行りのワックスでわざとピンピン立ち上げているのも嫌いである。筆者には単に寝癖のようにしか見えないからである。

 あらゆるヒゲには反対である。最悪なのは無精髭である。その他,すべて清潔感がないし,相手に対して威圧的である。男だから,という意識がミエミエなのが気に入らない。

 男性の服装は,基本的に長袖,長ズボン,そして立て襟のあるシャツ(ワイシャツなど)がいい。男性の場合も肌を隠すのが格好いいと思う。腕や脚の剛毛も手入れすべきだと思うが,あえて外に出さないために男性には長い服が用意されているのだと思う。対外的な位置にある多くの時間を相手に不快感を与えずに過ごすための長年の知恵である。

 メガネも,できれば枠の細い弱めの色が格好いいと思う。一時期流行った白や赤,紫などの着色系は,Youtubeなどで目立つにはいいが,格好がいいとはいえないし,正直,だれも似合っている人はいないと筆者には思える。逆に黒い太い縁のメガネが今の流行りのようだが,これは明らかに相手に圧を与える。銀縁,金縁はさらに論外である。相手に圧を与えるのは,自分に自信がないからである。それをメガネの縁の陰に隠れることで見透かされないようにしている。肌の色に近い茶系や赤紫系,グレーなどの薄めの色,あるいは縁無しのメガネが格好いいと思う。

 威張って見えるのは,見栄(みえ)を張っているように見え,つまり実はスキだらけである。自分中心なので,他の人が困っていても一切関わり合わない。見て見ぬふりをして通り過ぎる。スキがあるから,関わるとボロが出るからである。正義感を発揮して反対に返り討ちに遭ってしまうのは,飾らない若者ばかりである。自分も飾らない側,正義側なので,こういうニュースを聞くといつもやりきれない気持ちになる。

 組織における責任者も同じである。責任者といいながらまったく責任を感じない。結局最後に責任を取るのが自分だということに気が付かない。前任者がやっていたから正しい,と言うだけである。

 年配者でも,そっくり返っている人もいれば,うつむき加減の人もいる。普通体でいる人が一番格好いいと思う。普通体はスキがないからである。髪も切りそろえ,ヒゲもきちんと剃り,服装の乱れなく,背筋をまっすぐに颯爽と歩く。顔に笑顔を絶やさない,そんな男性が格好いいと思うのである。

 回を改めて,女性編も言及させていただきたい。