jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ロケット,ミサイル,ドローン--すべての飛び道具を人類は捨てよ

北朝鮮が『衛星ロケット』の打ち上げ通告 期間は24日から31日の間 沖縄県は対策本部を立ち上げ(RBC琉球放送) - Yahoo!ニュース 2023/8/22。

 筆者は,8/21の岸田首相の福島視察に合わせてミサイルが発射されると予測していた(今日はアラートの鳴らない「Jアラート」デイだろうか--首相の福島視察中にアラートが出せるのだろうか【追記】首相が東京に帰ってしまっていたとは唖然 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2023/8/21)。実は首相がその日はもう東京に戻っていた,という事実には驚いた。

 その翌日の北朝鮮からの発表である。人工衛星を打ち上げるという目的で,南の方向に向けてロケットを発射すると,公海上空を飛ぶことから,事前通告が必要というのが国際法で,それに則った発表である。2023/5/31に打ち上げに失敗したロケット発射からわずか3ヶ月。これほどの頻度で飛ばそうというのだから,ロケットというよりやはりICBMかなと思われる(発射すらできない日本が北朝鮮のミサイル失敗を批判できるのか--日本にニーズのあるモノづくりを再考せよ - jeyseni's diary 2023/6/3)。このときは,予告の日より前に発射している。今回も,明日以降ではなく,今日8/23にも発射されないとも限らない。

 ちょうど,米韓合同軍事演習も行われている。直接ないし間接にこのエリアを狙っているようにも見える。すべて杞憂に終わればいいのだが。何らかの被害があれば,アメリカ軍が反撃するかもしれない。それが核の連鎖にならないことを祈るばかりである。

 また,同じ8/24に福島第一原発の処理水の放出を始める予定だという。これへの対抗だとすると,南方に向けてではなく,日本に向けて発射することも考えられる。迎撃ミサイルは南方部隊での準備は指示されたが,東北地方は手薄になっていないだろうか。

 結局,日本は諸外国の言うなりになってしまっており,結果に対して抗議するだけの繰り返し外交でしかない。相手が小さなナイフを振り回している間はいいが,飛び道具を使い始めたらやはり対応の仕方も変えなければ命が持たないのではないか。

 勝手な想像ばかりだが,地球温暖化も止められそうにない,戦争はなくならない,貧困もなくならない,そしてウイルスにも対抗できない。各地で起こっている山火事は,その地球の悲鳴とささやかな抵抗のようにも見える。これ以上,人類が火器を使ってどうするんだ,と言いたい。