jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。

非常事態中のイヤホン禁止

2021年1月7日から1ヵ月の非常事態宣言が東京、埼玉、神奈川、千葉に出された。1月10日は仕事で都内に移動した。まあ、人の数は多くはないが、少ないとは決して言えない数だった。

 周りに気配りができない人のことを何度も書いたが、そのなかで典型的なのが、イヤホンをして歩いたり電車に乗っている人てある。

筆者も、イヤホンに凝った時があった。通勤途中で外国語教材を聞こうとして、電車の騒音や人の会話が気になって集中できなかったので、あえてノイズキャンセリングタイプを選んだりした。最初にノイズキャンセリングをオンにした時、静かというより、頭から空気を抜かれるような錯覚を覚えた。おとの反射のない無響室に入ったイメージである。実際に周りの気圧が下がるエレベーターや飛行機での体験よりソフトなので、かえって混乱するのかも知れない。

 ノイズキャンセリングイヤホンは、実に集中できた。しばらく使用したあとでイヤホンを外しても、その集中は持続した。貴重な時間だった。

 さて、この経験から逆推すると、イヤホンで音楽やドラマを聞いている人は、要は自分の世界に浸っていることになる。これを逆に見ると、周囲への配慮がないという状態である。マスクを外していたり、咳やくしゃみをしている人もなぜかイヤホンをしている。

 クルマやバイクの運転では、イヤホンの使用は禁止されている。運転中に他のことに気を取られていては、事故のもとである。自転車でも禁止されているのではないか。

 この新型コロナウイルス禍では歩いている時も、周囲への配慮が必要だと思う。自分が感染源になっていることもあるからだ。

 特に,Bluetooth接続するワイヤレスイヤホンは,耳の穴に入る部分がこれまでのインナーイヤー型(カナル型)と同じで,しかもケーブルがない分,ケーブルが擦れるときの音も拾わないので,ノイズキャンセリング式だと本当に集中できる。音の再現性もどんどん向上しており,密閉型ヘッドホン並みの音で楽しめるようになっている。外から見てもあまり目立たず,かつ自分の世界に浸れるのは,音を楽しむのにはもってこいだが,集中できるがために,はた迷惑になる場合もあることを意識してほしい。

 そう思って書き始めたコラムだが,自分に集中すれば,周囲に配慮が行かなくなるのは自明なので,やはりここは「非常事態中は外出中のイヤホン禁止」としたいところである。しかし無理かな,という気持ちもあり,そういうあいまいな気持ちが,実は感染拡大防止のネックにもなっていると思う。ロックダウンもできない,守らない人を注意できる権限を持った人がいない,しかもやんちゃな人が1割もいる日本。すでに感染爆発に陥っているのではないのだろうか。