Amazon Alexaへの期待--事業継続は大丈夫か - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/11/27 のブログの中で,Amazon Alexa Echo 5を購入したことを報告した。現在,我が家には3台のAlexaがあり,さらにパソコンやスマホにもAlexaアプリを入れて,いろいろと試している。
音声操作の比較についての記事があった
スマホの音声アシスタント、最下位はAlexa。では1位は? 2022/12/28。googleアシスタント,Apple Sili,サムスンBixby,そしてAmazon Alexa。その記事の中で,Alexaは4番目という評価だった。
Google Voice Accessでクルマの中からLINEメッセージ発信に成功 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/4/10。音声操作で一番やりたいのが,クルマを運転中にメッセージを発信することである。1年半前に,たしかに一度実験には成功したが,その後はまったく使っていない。クルマで1時間程度以上移動する機会がなかったこともある。以前は,到着先から帰宅する途中で,「あと10分で帰宅できるよ」という意味のメッセージを送りたかった,というのが音声操作を使いたい理由だった。
Amazon Alexa導入のきっかけは,息子がEcho DotというAlexa対応のスピーカーを買ったことだった。そこで筆者は,ブラックフライデー割引でディスプレイタイプのEcho 5を2台購入し,2階の自室とリビング,そして息子の部屋の間でインターホン的な使い方ができないかと思っていた。
1ヶ月経って,インターホンは実現していない。というのも,簡単にインターホン設定をするには,同じAmazonアカウントで登録する必要があるからだった。この場合は,通信先として残りの2台もすぐに表示される。ところが,それぞれ別のAmazonアカウントで登録すると,同じネットワーク上にありながら通信先としてAlexaが表示されないのである。呼び出しのためには「連絡先」アプリに登録して選択しなければならないのだが,その追加設定がうまくいかない。結局,息子にEcho Dotに一度だけメッセージを発信できたが,会話はできなかった。リビングのAlexaとはいまだにつながっていない。
それで,結局,それぞれの使い方をするだけになっている。息子はAmazon musicではなくApple musicから好きな音楽をかけて楽しんでいるようだし,リビングではクリスマスソングをかけてクリスマスの夜を楽しんだ。主にやはり音楽を聞くのに使っているようである。
一方,筆者はちょっとしたアシスタントとしての利用を続けている。別にそれほど変ではないと思うのだが,出かけるときや帰ったときにAlexaに話しかけると,「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と答えてくれる。「今日の天気は?」などと聞くこともある。また寝る直前に目覚ましの設定を音声ですることが増えた。いままではスマホで目覚ましを設定していたのだが,スマホを持ち,電源を入れ,アプリをタッチし,設定をオンにし,またアプリを閉じてスマホをスタンバイにして,机に置く,という一連の作業が,音声一発でできるのは便利である。Echo 5には,目覚ましが鳴ったときに上辺を叩くと目覚ましを止めるというギミックもある。また自動的に10分後に鳴るスヌーズも設定されている。電源につなぎっぱなしにする必要はあるが,ちょうど手頃な大きさのデジタル目覚まし時計になっている。
そして最近気づいたのが,デフォルトの時刻表示モードで指定地域の温度がリアルタイムで表示される機能が便利だということである。たとえば,これを書いている朝6時半の外気温は,ちょうど0℃と表示されている。たしか,今日は寒気が戻ってくるという予報があったので,今日は寒いかも,と認識している。この機能は,地方気象台のアメダスの情報を拾っているだけで,実際に自宅周りの外気温ではないが,十分参考になる。画面を見た瞬間に,今の気温がわかるというのは,結構ありがたいものだなと認識した次第である。
Alexaをコミュニケーションツールとして使おうと思った場合,十分に使うのにはコツがいると思われる。googleアシスタントが結構いろいろできるのに比べると,Alexaにこれ以上を期待するのは難しいかもしれない。しかし,常時電源ONというのを逆に使う手はありそうである。