「GPSでマスコミの行動を管理」--オリンピック貴族様にも適用できますか? - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/6/9 と書いたが,それ以前の海外マスコミのとんでもない行動が報道された。なんと日本での14日間の待機を逃れるために,「オリンピック関係者としてすぐに活動をする必要がある」と例文通りに書いた申請書で待機逃れをしようとする大手通信会社の行動が報じられたのである。
マスコミには既得権がある,と自ら思って主張している。知ることはメディアの権利だと主張している。そのためには,何をしてもいいというのだろうか。同じメディア人として,この海外の大手通信会社のやり方は承服できない。
こんな事例がすでに出ているのなら,日本には選手だけの入国を許可し,その他のあらゆる人の入国を禁止した方がいい。メディア,オリンピック貴族,国賓,すべて入国禁止である。
まだまだ新型コロナウイルスの感染リスクが,日本では下がっていない。緊急事態宣言や特別措置がどうなるかも決まっていない。しかもワクチン接種率は高齢者で30%,働き盛りでは0%である。そんな感染リスクの高い日本にわざわざ来て,しかも自分たちは検疫逃れをしようとするなど,もっての他である。
日本の観客も会場には入れない。選手は競技をし,これを日本の映像技術で世界に配信する。これだけで十分ではないか。安全も確保できる。医療体制の逼迫も起こらないし,追加の措置も不要になる。
今回は,大手メディアのわがままの露呈で,日本からも言わせてもらうことにしたい。「いい気になるんじゃない」。