男女問題については何度もコメントしてきた。本当の平等はあるのだろうかと。
動物のオスメスを見ていても、人間だけが形態的な差が極端に大きい点が常に疑問だった。
これは仮説である。ほとんど根拠はない。それは、女性の持つ性決定染色体の「Y染色体」が宇宙からもたらされたものである、という仮説である。
古代人も二足歩行して、サルからは分岐したと言ってもいい。実際、ヒトと類人猿の遺伝子の差は95%は同じという。
サルも古代人も外見上、あまり差はない。全体的に毛深く、男女差も明確には認識できない。
そこに、宇宙からの影響を受けたのが女性の「Y染色体」の遺伝子である。この影響で女性の形態進化が加速した。毛が薄くなり、ボディーラインも変化した。
そのうち、男性も一部の影響を受けて体毛は薄くなったが、基本型は古代人に近い。ガニ股歩き,背中を丸めた姿勢,そして絶対的に女性と異なる顔立ちを見ると,もはや男と女は別の生き物ではないかと信じざるを得ないのである。
仮に性染色体のみが異なったとしても,遺伝子の要素は何十本もある。そこがすっかり異なるのだから,見た目も体型も男女で全く異なる理由になる。ヤマメとニジマスが体長が全く異なるのと同じように見えるのである。
ヒトが他の動物と違って年がら年中,繁殖行動するのは,宇宙ウイルスの戦略ではないかという仮説を紹介した 宇宙ウイルスによる長寿命化仮説 - jeyseni's diary 2020/7/19。そこに,性染色体への宇宙からの影響も加わって男女の性差が拡大した,というのが今の筆者の自説である。
美男は,この説で言えば女性系の遺伝子の力が強く現れた形であり,進化の流れでいえばより進化しているといえる。しかし,生存競争の原理からすると,弱い方向に向かう。醜男と美女の雑種により,現代人はより強くなり,地球を支配し,そして自ら滅んでいく道をたどっている,というわけである。
男女平等を政治や経済の世界で管理職を男女同数化する,という議論が盛んだが,そもそも日本の女性にとっては「変化」や「向上」よりも「安定」「安心」が根本にあるのではないだろうか。したがって,政治や経済の世界よりも,医療や地方行政,教育などの分野で活躍する方が性分には合っているような気がする。
チャンスとしては,第二次世界大戦などで多くの男性が戦場で亡くなり,人数的に圧倒的に優位になった戦後に,女性がもっと自立すべきだった。暮らしは貧しくても,生活力も発言力も女性側に優位性があった部分もあるのではないだろうか。
今,経済が停滞し,男性の雇用が不安定になり,生活に十分な収入が得られないので,男女のダブルインカムで対等な家庭を構築できるチャンスである。今や,男性がパートタイマー仕事をして不本意ながら稼いでいる弱い時期である。女性は,得意の横の連帯で団体行動でも物々交換でもいいから,何か新しいビジネスモデルを構築して,経済再生に貢献できるのではないか。
岸田新内閣でも,ワクチン担当大臣に堀内詔子氏が選ばれた。コロナ禍での「安心」をどう演出していくか,手腕に期待したい。