jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

総務省,厚労省に続き,大阪府,テレ朝---要は原因は「アルコール会食」ですよ

新型コロナウイルスの感染拡大防止についてのコメントは,この1年半に何度となくしてきた。個人として,リモートワークの比重を高め,防護手段としてのマスクやフェイスシールド,エアシールド,アルコール持参,などを提案し,実行してきた。

 さまざまな店舗や施設も,アクリル板,定期的なアルコール消毒,換気装置,定員制限を余儀なくされた上に,国や自治体の要請での時短営業に従ってきた。

 筆者は,この1年半の間に正真正銘1度も外でアルコール飲食をしなかった。お店で食べたのがおそらく1回だけ。会食は身内のお葬式で1時間だけ。リモート飲み会も2回だった。

 これまでは月に1回はアルコール飲食をしていたので,人間関係がかなり希薄になっている印象はある。家族のメンバーにも新たな旅立ちがあったりしたが,お祝いが出前になったりしていて,申し訳なくもある。

 父親がびびりであり,母親が厳格なこともあって,子どもたちの行動も自主制限が加わっているが,そこは若い世代,人付き合いも移動も信じられないほど活発だ。自主防衛と,家庭内拡散の防止努力を,強く求めるにとどまっている。

 ここのところ,大学の入学式がリアルで行われるようになった。昨年の入学生の式典も別途行う大学が増えている。この1年,キャンパスにも行けず,ほとんどリモート授業だった学生にとって,初めてのリアルな出会いのようだが,すでに気心は通じていて,とても高揚した雰囲気が伝わってくる。若さはすばらしいと思う。

 しかし,その式典のあと,どのような展開になるのかにはやや不安が残る。やはりリアルなアルコール飲み会になるのではないか,と思ってしまう。筆者のように枯れかけていると「宅飲み」「オンライン飲み会」提案で済むのだが,若い人はそうは行かないのかもしれない。「感染再拡大防止のための重点措置」で「市中での全アルコール提供禁止」ではどうですか - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/4/3。くれぐれも感染拡大が起こらないことを祈っている。

 さて,個人レベル,店舗レベルでは,さまざまな自主規制で感染の爆発的拡大を抑えてきた日本だが,一部,だいたい10%のヤンチャな人たちがいることで抑え込みまで行かずに再拡大が第四波に入りつつある。2021/1/7からの2回目の緊急事態宣言が2ヶ月以上に及び,2021/4/5から大阪,兵庫,宮城で実施された重点措置も「5/5まで」と1ヶ月に及ぶ。ブレーキのかけ方が「ソロっとジワッとズッと」という感じである。下り坂でどんどん加速している中で,このブレーキングではどんどんスピードが上がってくる。「ギューッと踏んで減速」をするポンピングブレーキでないと,ブレーキパッドも過熱・摩耗し,ブレーキオイルが熱せられて気泡ができ,そのうちブレーキが効かなくなる。国民が宣言や措置に対して反応が鈍くなっているのは,これまでのジワジワブレーキングでブレーキパッドが過熱・摩耗,オイルの気泡発生を起こしているのではないかと思ったりする。

 その流れの中での,総務省の会談,厚労省の送別会問題で処分が行われたのに引き続き,大阪府での会食問題,テレビ朝日での会食問題など,国民を牽引する側の人々による多人数会食問題が次々に明らかになっていて,コメントするのもバカらしくなっている。

 個人や個人経営者は,次の瞬間に破産や倒産がありうる。中小企業も倒産の危機があるが,その前に従業員の解雇を含む業務縮小で切り抜ける手を使うかもしれない。大企業でも,希望退職で人員を削減して業務改善を図ることが行われている。しかし,給与所得者は,月々の安定した収入がある。文句を言わずに勤めていれば,会社が倒産しない限り,収入はある程度保証されている。メディア各社はこの図式である。

 さらに,公務員は「辞めさせられない」という甘えがあるのではないか。「倒産しない」という甘えがあるのではないか。「お上(おかみ)」という驕り(おごり)があるのではないか。職場で感染確認者が出たら問題だが,それ以上に顰蹙(ひんしゅく)を買う行為である。そして黙って指示に従ってきた9割の国民が,国や自治体を信用しなくなり,ますます対策の効果がなくなってくる。

 メディアも同様である。大手メディアの腐った体質はこれまでも何度もボロを出してきた。メディアは公器ではない。最終的には広告費というお金で動く営利企業である。メディア間の足の引っ張り合いも見苦しい。スクープだと言っても,裏取引の末の約束破りだったりする。記者クラブ制の弊害は今も続いている。

 さてこのような体質批判は,書けば書くほど虚しくなるので,この新型コロナウイルスによる未曾有の危機を乗り越えるための再度の提案として,「アルコール会食の禁止措置」を明示したい。

 すべての飲食店,もちろん「接待を伴う」店舗も,銀座・赤坂の「政治家御用達」店も含めて,市中でのアルコール提供をやめる。その分,営業時間の制限はなくす。店での対策は必要だが,アルコール提供しない分,お客の回転を上げて対応してもらう。マスク会食も必要である。

 公共交通機関,タクシー,一般車両も含めて,都市内から郊外に向かう交通は,すべて検問を設け,乗客の飲酒を取り締まる。飲酒していれば逮捕である。この業務は,得意な警察が行えばいい。これまで新型コロナウイルスでは何の活躍もできなかった警察に仕事をしてもらえる。

 外飲みがなくなれば,親から子への家庭内感染拡大の危険性も格段に下がる。介護施設でのクラスターも,結局のところ,介護人が外から感染を持ち込んでいるからであり,それは介護人がどこかの会食で感染を受けたからと考えられる。ストレスの多い職場だけに,アルコール飲食が普通に行われているだろう。この辺りが原因ではないかと思うのである。

 小グループで,レンタルルームでパーティーをする例も見られる。ここも街中を酔って帰宅することを取り締まることで感染を阻止する。個人宅に集まっての飲み会も同様である。しかし,ここまでするのは,これまで指摘してきたヤンチャな10%の人たちなので,なくならないのかもしれない。

 時限立法で1ヶ月間の「アルコール会食の禁止」法案を作ることを提案したい。しかし,これにはまず国会議員が反対するのだろうな,と思うとやりきれない。「政治家の仕事は会食することである」と断言していた政治評論家がいた。しかしそれは「金銭を伴う取引」であり,利権問題である。筆者は,中学生のときには大志を抱いて「政治家になる」と宣言していただけに,その実情を知って愕然としたものである。その政治家を,ある意味で監視する役目を持ったメディアも,金で動いている。この世界的な緊急事態の中で,株価を釣り上げて金儲けをしている投資家と呼ばれる人たちもいる。ハーメルンの笛吹きのごとく,人類が川に飛び込むのを知りながら一心不乱に前に進んでいるような気がしてならない。