jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「感染再拡大防止のための重点措置」で「市中での全アルコール提供禁止」ではどうですか

「蔓延防止等重点措置」の内容,呼び方が世間を騒がせている。内容がしっかりしているのなら言い方などどうでもいいのだが,緊急事態宣言との違いがわかりにくい,地域を限定することでかえって効果が限定的になるのではないか,など,「切り札にならない」と思われることで,略称で揶揄されているのかもしれない。

 当初から保健所で実施している積極的疫学調査そのものが「蔓延」防止である。今回の措置は,「地域」「業種」などを絞って「重点的」に「制限」「対策」を実施して,「再拡大を防止」することが目的である。ということで,「感染再拡大防止のための重点措置」と明確に言い換えることを提案する。略称は「重点措置」でいいだろう。

 以前から筆者が主張しているように,飲食店そのものが感染の原因ではない。まして,営業時間が影響するものではない。むしろ,店内の密集度を下げつつ,売上を上げるには,営業時間を延長して回転数を上げた方がいい。また,アルコールの提供によって,店内での緊張が緩み,会話のボリュームが上がり,滞在時間が延びて感染拡大リスクを上げる。

 したがって,アルコールの提供を禁止し,市中のアルコール自動販売機を止め,街なかを酔って歩くことを禁止することが,一つの大きな対策になる。店舗でのアルコール提供がなければ,営業時間の短縮措置を解除する。もちろん,パーティションの設置や会話の制限,マスクの着用,アルコール消毒,換気などは必要である。密を避けるために定員の1/3とした分,営業時間を深夜まで認める。これで3回転させて売上を上げることをしてもらえば,飲食店も助かるのである。

 アルコールは自宅のみ。オフィスや飲食店で飲酒すれば,表を歩くことになり,市中での飲酒行動は警察による逮捕の対象となる。

 地域限定という意味では,繁華街をまず対象とすることである。さすがにアルコールのみを提供する店舗は一時期休業していただくしかない。その分,手厚い保護をしていただきたい。

 「宅飲み」「オンライン飲み会」でいいではないか。

 それにしても,医療機関でのクラスター発生は仕方ない部分はあるが,介護施設でのクラスター発生の原因はなんだろうか,と考えると,介護スタッフが外で感染を受けたことによるのではないか。とすると,どこかで飲食・アルコールを通じて感染したからではないのか。家族の面会が制限されている中,介護を受けている人が外出することはないのだから,スタッフの気の緩みとしか思えない。精神的,肉体的にきつい仕事なので,その発散が原因となっているのかもしれない。これも当面,「宅飲み」「オンライン飲み会」で解消してもらいたい。