それは突然やってきた。毎晩,寝る前にストレッチや鉄アレー指圧を続けていて,3年前には解消した,と記録していた(ピキッと音がして肩凝りが消えた - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/5/9)。しかし,その後も不定愁訴は続いていた。左肩の重みは,完全には消え去っていなかった。
記念すべき昨晩(2024/7/20)は,昼間の猛烈な暑さと夕方の雷雨の後,軽く風呂に入って早めに寝た。いつもどおり,ストレッチと鉄アレー指圧をしていると,コリに当たる当たり方がいつもと違っていた。そこでストレッチを中心に,しかもいつもより長めにストレッチしていたところ,手先が暖かくなるのを感じた。
同じように,左脚のストレッチもしてみると,こちらもいい気持ちで伸びる感触があった。ああ,いい感じだな,と思っているうちにそのまま眠りに落ちてしまった。
朝,いつもなら多少のダルさを感じるのだが,腕や脚を動かしても何となく軽い。昨日の寝る前のストレッチの感覚は本物だったようである。朝方,書いているこのブログも,なかなか新鮮な気持ちである。
物心ついた頃から肩こりは感じていたし,左脚のプチ麻痺についても書いてきた。走るのが遅いのはこのせいだったと思うし,当時の肩掛けカバンで身体が歪んでいたことが肩こりの原因だったとも思える。とにかく医者嫌だし,身体に針を刺す鍼灸も怖かった。整体はお金を掛けても揺り戻しがあることが予想されたし,そもそも素人に近い施術師が横行し,健康被害が出る危険も感じていた。個人で加減しながらできる鉄アレー指圧は気持ちよく感じ,多少なりとも改善が見られたので続けてきたが,まさか40年もかかるとは思わなかった。他に方法はあったのかもしれないが,日常生活に困る前に解消できたと思われるのはありがたい。
日頃の歩行時に,左右の脚の動かし方や,足の裏の感触,そして腕を振る動作なども,実は細かく気をつかってきた。実は,左足の土踏まずが上り階段の角に当たると少し痛みがあったので,用心しながら歩いていたのだが,1昨日はこの左足の土踏まずが階段の角に当たっても気持ちよく感じていた。さまざまな身体のバランスの調整が進み,抵抗なく身体が動き,そして痛みが解消してきていたのだと思う。昨日の肩こり解消も,そうした一連の調整の結果起きたものだと感じる。
コリが解消したら,次にはさらにストレッチを続けて,開脚も実現したい。そして,しっかり歩ける身体を維持して,もう少し長生きできれば,と希望が湧いてくる。せっかくのコリ解消なので,無理しすぎて膝や腰を痛めたりしないように,ほどほどの健康維持を続けたいと思う。