jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

戦争

自分たちを正当化するウソをウソと思わない教育--これが外務大臣の責務だというコメントに恐怖心すら覚える

Wikipediaによると,プロパガンダとは「特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為」という意味だという。ウクライナ侵攻におけるロシア側のコメントが,プロパガンダだという捉え方が一般的だが,これは,プーチン集団によるウクライナに対す…

政府によるフェイクニュースに国民が騙されているなんて信じたくない--個人的なつながりのある方は正しい情報を伝えてほしい

ロシアのラブロフ外相とウクライナのクレバ外相が3/10、トルコ南部のアンタルヤで会談し,物別れに終わった。その後のラブロフ外相の記者会見での返答は,驚きのフェイク情報だった。ロシア語で語られたその答えは,世界に向けてではなく,自国民に対して流…

今日があの「3.11」とは思えないのはなぜ?--人類が互いに争いをすべき日ではないことを日本は発信すべき

2022/3/11。今日は,2011/3/11の東日本大震災から11年目にあたる。各地で震災を振り返る行事や報道が行われている。 しかし,ウクライナ侵攻が続いているほか,ロシアによる北方領土でのミサイル実験,インドによるミサイル実験という報道が相次いだ。世界中…

比較されず、棲み分けできる世界が欲しい--力とカネは人の理性を失わせる

変なタイトルである。人類は,生物の中で唯一,「理性」を持てたはずなのに,戦争という最も残酷な方法を行使できていることの矛盾を考えたところから,このブログは始まる。 筆者は,第二次世界大戦が終結した後に生まれた戦後派で,日本という平和な国に生…

日本人はなぜ「○○人」を攻撃するのだろうか--国や政権との混同意識に失望

筆者一家は,10年前から民間の国際交流団体に参加して,いろいろな見知らぬ国の人との国際交流を楽しんできた。最初に我が家にホームステイに来たのは,韓国の女子大学生。翌年はアフリカのエリトリアのお医者さんがホームステイに来た。中国黒竜江の男性,…

「原発を標的」は,核兵器使用の一線を越えたに等しい--「プーチン集団」はテロ集団に成り下がった

プーチン大統領主導によるウクライナ侵攻が止まらない。その標的として,ザポリージャ原子力発電所に2022/3/4に攻撃が仕掛けられた。火災が発生したことでチェルノブイリ原発や福島第一原発のようなメルトダウンと放射線放出の危機が報じられたが,プーチン…

ミサイル使用は「戦争」を意味することを改めて認識--無差別攻撃による非人道的な手段であることを指摘

かつて太平洋戦争は,日本の九七式艦上攻撃機による真珠湾空襲で幕を開けた。飛行機から爆弾を投下する攻撃だが,アメリカの戦艦「アリゾナ」などにピンポイントに命中させるために,命懸けの特攻攻撃だった。 一方,日本軍の南方諸島への進出に歯止めをかけ…

兵糧攻めは逆効果か--窮鼠猫を噛む。最多核兵器保有国リーダーに理性的な判断はできるのか

まさか,この段階で,核兵器使用の可能性が出てくるとは思わなかった。このブログを書いているこの瞬間にも,追い込まれたロシアのプーチン大統領が,核兵器の発射ボタンを押さないとも限らないという憶測が飛び交っている。 自国を守り抜こうという目的のあ…

「次は日本が侵攻の脅威にさらされる番」という指摘に身震い

ロシアの「ウクライナ侵攻」が、日本に突きつける“残酷な現実”とは? (msn.com) 2022/3/1 中野剛志氏という評論家のコメントを読んだ。なるほど,日本は次は我が身の状態にあり,それがウクライナとは違うストーリーをたどる可能性があるのだということを認…

歴史学者、歴史作家は言うことはないのか--過去の戦争からいかに脱したか

ロシアによるウクライナ侵攻が止まらない。もともと戦争というのは、陣地を広げ、国の発展に欠かせない施設や資源を奪取するためにおこなうのなら、今回の軍事侵攻を解決するための方法について、歴史学者や歴史作家が何か一言あってもいいのではないかと思…

リーダーが独裁者になってはいけない--プーチン大統領の行動はロシアの意志ではなく,もはやテロである

リーダーは,どうあるべきなのだろうか。会社という営利企業のリーダー,つまり社長なら,自分たちの利益を最大化するために法律の範囲ならば何をしてもいいということが,自由経済社会においては許される。通常,1国においては憲法があり,法律があるので,…

今じゃないでしょ--コロナ禍に軍事侵攻をすることへの失望と,地方自治体の活躍に期待

2022/2/24 ロシアがウクライナに軍事侵攻を始めてしまった。人類は今,何と戦っているのか,といえば,新型コロナウイルスではないか。戦争や軍事侵攻など,している場合なのか。 ロシアでも,オミクロン株と思われる第6波に相当する大きな波が2022年1月以降…

指導者が変わらない怖さと変わる怖さ

イギリスのボリス・ジョンソン首相が,同国のロックダウン中に首相官邸でワインパーティーを繰り返し開いていたことが明らかになり,退陣を迫られている。 イギリスは,2020年12月31日午後11時にEUからの離脱を完了した。EU離脱を推進した同首相は,強いリー…

天皇家と華族と一般庶民の関係をそろそろ一掃するいい機会にしてほしい

眞子さんと小室圭氏の結婚が2021/10/26に成立し,昨日11/14に米国に移住した。あとは一般庶民と同じ立場での人生を送ることになるので,あえてコメントはしない。 考えてみると,かつて皇族や華族といえば,雲の上の存在であり,一般庶民との交流は皆無に等…

「進入」か「侵入」か,台湾をどう扱うか微妙な問題--「横切った」「通過した」で十分表現できるのでは。

2021/10/4から,中国機が台湾の防空識別圏を4日続けて通過したとの報道がされている。 この報道を筆者が最初に聞いたのがNHKニュースで,そこでは「進入」という言葉が使われていた。筆者としては違和感を覚えた。「侵入」を使うのではないか,と思ったので…

政治と女性について考えた

自由民主党総裁選挙を来週に控え,「政治と女性」についてもう一度考えてみることにした。 候補者4人が男性2人女性2人となったことから,正直,変な空気が流れているように思える。男性候補は,正論だが実現困難な目標を掲げているのに対し,女性候補は,ア…

Islamic Stateが“国”と名乗るのは,拠り所となる中心があるからか

アメリカのアフガニスタンからの撤退や,北朝鮮のミサイル開発,中国の領土拡大政策など,それぞれの国が世界に対してどう振る舞うのかについて考えていた。 世界全体の1つのムーブメントとして,SDGsがある。多様性を尊重し,全員幸福を目指すという考え方…