韓国・釜山の空港で旅客機火災 乗客乗員176人が緊急脱出、2人けが - 産経ニュース (2025/1/28)。3日前に韓国で起きた航空機の火災事故である。機内の荷棚から炎が出ているのが確認されており,乗客の荷物の中に入れていたモバイルバッテリーからの発火と考えられている。
「ゴミ」をもう一度考えよう--川口のゴミ処理施設の火災に思う - jeyseni's diary (2025/1/12)でも,モバイルバッテリーが原因と思われる火災が起きている。スマホよりも小さいバッテリーだが,リチウムという活性度の高い金属材料が使われているのだから,いったん発火したら強力な発火源となる。衝撃を受けたら発火しやすくなる点は以前から指摘されている。これほど簡単に危険物が身の回りにあるとは,困ったものである。
前回も書いたが,充放電能力の劣化したモバイルバッテリーの処分に困る状況が,簡単にゴミに入れて捨ててしまうことから,火災の原因になっている。今回の航空機火災は,ひょっとしたらカバンの中で何かの充電用に使用中に発熱,発火したのかもしれない。航空機で移動中にデジカメでも充電しておこう,といった発想で,カバンの中で充電していたのではないだろうか。
自宅のコンセントに差してモバイルバッテリーやスマホを充電するような場合,充電が終わるまでほとんど放置したままではないだろうか。その状況で,リチウムバッテリーが発熱,発火する可能性は高い。家庭やオフィスでも火災につながる可能性がないとはいえない。
まず,回収の流れを作ることと,適切に処分される流れも作る必要がある。