フェイスシールド付きキャップをかぶり始めて1ヶ月以上になり,選択肢としてよかったと書いた。https://jeyseni.hatenablog.com/entry/2020/07/29/081725
その後,頭や顔に付ける装置のことをいろいろ考察しているうちに,フェイスシールドも「フェイスシールド付きヘルメット」はどうだろうかと考えるようになったので,別記事としてまとめることにした。
フェイスシールドの弱点は,側面や背面からのマイクロ飛沫の侵入を防げないことにある。フェイスシールド付きヘルメットなら,背面や側面からのマイクロ飛沫の侵入も防げる。
バイク用ヘルメットというと,フルフェースのゴツいヘルメットをイメージする。犯罪にも使われるため,コンビニエンスストアなどもフルフェース型ヘルメットは被ったまま入店することを遠慮してもらっている。
そこでバイク用でも,「ジェットヘルメット」をベースに考えることを提案したい。ジェットヘルメットは,アゴの部分がオープンになっているヘルメットである。シールドは丸くて格好がいい。フルフェイス型のバイク用ヘルメットに比べて密閉感も少ない。顔の表情もよく分かる。シールドを上に上げれば,さらに顔もよく見える。
新型コロナウイルスに対応するには,バイク用のヘルメットではシールドが少し短いので,もう少しアゴまで伸ばすようにする。また,バイク用ヘルメットは当然のことながら衝撃に強いことが求められるが,新型コロナウイルス用には強度は必要ないので,もっと薄くて軽量なものが設計できる。衝撃吸収用の詰め物も必要ないので,その空間を使って空気を循環させて空調する用途に使うことができる。顔の左右ももう少し視界を確保できるように広げるといいだろう。
スーツ姿でフルフェースのヘルメットはちょっとゴツいが,ジェットヘルメットは比較的ソフトな印象である。いずれ宇宙服のヘルメットのようにフェイスシールド付きヘルメットをかぶって街中を行き来することが,マスク着用と同程度に常識化する時代が来るかもしれない。
ところで,ロードバイク(自転車)用のヘルメットはいつからあんなに派手になったのだろうか。プロのレースでヘルメットが義務化されたのは2004年とのこと。いまでは自転車を買えばヘルメットも一緒に買うみたいな雰囲気になっています。機能とデザインがどんどん進化し,軽量化も進んでいるようです。新型コロナウイルス対応もフェイスシールド付き軽量ヘルメットがどんな風に登場し,どう進化をするのか,楽しみにしたい。どこかで提案もできればと思っている。