jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

オヤジの定義と新型コロナウイルス禍

オヤジを定義してみた。

 自分が年功序列の中にいると信じている男性。しかも,男性が女性より何らかの理由で優れていると思っている男性。筆者はこれをオヤジと呼ぶことにする。

 筆者はとにかく,肩書で人を呼ぶのが嫌いである。また,年少者を「君づけ」で呼ぶこともしない。相手を呼ぶときは常に「○○さん」である。とうぜん,年長者もさん付けでしか呼ばない。女性に対しても同じである。実に楽である。

 筆者の仕事の関係で,大学や高校の教員と話をする場合が多い。この場合は,「○○先生」と呼んでいる。しかし,筆者は先生と呼ばれる人種が世の中で最も嫌いである。政治家を筆頭に,教員,弁護士,など。全部嫌いである。したがって,仕事の上で「○○先生」と呼ばれている人は,すべて自分と同等には扱っていない。むしろ下に見ているかもしれない。「先生と呼ばれてうれしいですか」といつも思っている。先生と呼ばれている人種に碌なやつはいない。

 さて,オヤジは常に自己中心である。周囲のことを考えない。自分だけよければいいと思っている。周囲がどれほど迷惑していても気にしない,あるいは気にならない。気になったらオヤジなどしてられないはずだからだ。それほど恥ずかしい行動を取っていることに気づかない。可愛そうだなと思う。

 このオヤジたるもの,外の世界では上にへつらいペコペコしているくせに,家に帰ると亭主関白である。家の中という密室で何が行われているか,だいたい想像がつくというものである。

 周りに気を使わないどころか,自分にも気を使わない。大きなくしゃみをしたり,あくびをして大きな声を出したり,そのくせ,周りの若者には注意をして墓穴を掘る。周りから見ていても恥ずかしい。

 そのオヤジから,社内会議の席で新型コロナウイルスをうつされたようだ,という女性がインタビューに答えていた。締め切った会議室で,1人マスクをせずにベラベラ話をするオヤジ。年齢が少し上ということで,文句も言えず,1時間半の会議後,女性は微熱を発症。PCR検査で陽性が判明した。そこでそのオヤジにただすと,最初は陽性ではないと言っていたのが,そのうち陽性であったことを暴露。社内感染はこうして,感染したという事実を隠してc to cの場面にのぞみ,そこで若い人を含めて感染を拡大させてしまう状況がある。

 同じような状況を筆者も経験している。わざわざ,話をするタイミングでマスクを外す愚行をするオヤジが目の前にいた。幸い,感染源にはなっていなかったようだが,仮に感染していたとしてもそれを隠すタイプの人間だと思っている。

 家庭内感染が増えているという。感染を持ち込むのは,基本的にはオヤジだと考えている。学生と同様,活動範囲が広く,アルコールを伴う飲食の機会も多く,しかも身勝手な性格である。オヤジから子供に無症状感染し,その子供が学校でクラスターを作る。オフィスのテレワーク化に対応できないのもオヤジである。9月には終息を期待していた新型コロナウイルス禍だが,筆者は年末までの基本テレワーク申請を出したところである。オヤジとは仕事をしたくない。オヤジの相手はしたくない。そしてなにより,オヤジにはなりたくない,と思うこのごろである。