jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

具体的提案なき批判は愚の骨頂

感染再拡大「政府に責任」=立憲・枝野氏 (msn.com)

 筆者は常日頃,野党のコメントに非常に不満を持っている。与党政権の政策を批判し,「責任を取れ」と迫るだけである。では,具体的にどうすればより良い政策なのか,については一切提案しない。「それは政権をいただいてから話します」という考えである。

 かつて自由民主党が政権から離れて,より良い政策が出されたことがあったろうか。確かに今の政策が物足りないことはあるかもしれない。では「こうすれば」という提案をしないのは,その提案を取られたら損だと思っているからなのか。まことに心の幅の狭い人たちである。

京大・藤井聡教授が憂慮。頭の良い言論人さえ気づかぬコロナ自粛の不条理さ - まぐまぐニュース!

  同じような議論を見つけた。おお,どんな具体的な策を出しているのだろうか,と興味津津で途中まで読んだが,現在の政策に対する批判だけであり,精神論でしかないと見た。

 これまで何度か,東大批判をしてきたが,当然のことながら京大も同じである。京大が厄介なのは,相変わらず「象牙の塔」にしがみついていることである。「京大教授」という看板を振りかざせば,世間はハハァと従うと思っている。独創的な研究そのものは価値を認めるが,自己満足に陥っている傾向は否めない。日本の役に立つ提案が京大からはほとんど出てこないことも事実である。まったく情けない限りである。ノーベル賞受賞者ばかり出していても,仕方がない。

 筆者は,具体的な案を出している。しかし,若い人はもっと具体的な形でブログ,SNSInstagram,そしてアプリ制作で,前向きな呼びかけと具体的な策を提案している。これはすばらしいことである。筆者も,スマホアプリの開発をしたいが,残念ながらまだ勉強する時間がない。

 厚生省のスマホアプリcocoaも外部の開発であり,筆者が関心した「3密チェッカー」も,専門学校の若者が制作した。筆者も,アナログなワクチン接種ラベルを提案したり,PCR陰性申告フォーム(PDF)を提案している。だれでもヒントにしてもらっていいと思う。とにかく時間がない。できることは何でも提案して,考えればいい。

 提案のない批判は,愚かである。内閣不信任案を提出しようが,結局勝てないのではないか。勝ったとしても,もっと悲惨な結果になるのではないか。前向きな議論ができる環境がほしい。