昨日2021/6/26,予約どおりワクチン2回目を完了した。1回目は,クリニック側も接種を受ける側も何だか要領を得なくて,接種まで30分も待った ワクチン1回目を完了 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/6/3 が,2回目,同じクリニックでの接種は,受付に書類を渡して1分後に呼ばれて接種した。
予診票の最初の質問が「新型コロナウイルスワクチンを初めて接種しますか」だった。1回目を接種したときは,たしかに「初めて」なので,「はい」にチェックを入れたが,2回目の接種は「初めて」なのか「初めてではない」のか,迷ってチェックを入れなかった。2回分をまとめて1セットと考えると,今回も「初めて」だと思うのだが,「2回目の接種は『初めてではない』」そうなので,「いいえ」にチェックを入れるのだそうだ。
接種後は15分の経過観察。特に痛みもなかった。「2回目は副反応が大きい」という話が多いので覚悟していたが,翌日の今日,とりあえず倦怠感や発熱はない。腕を動かすと,1回目と同じように接種個所に5cmぐらいの塊が入っているような感じはあり,押せば少し痛みはあるが,これは「順反応」で問題ない 「ワクチン」による重症化リスク低減メリットは医療崩壊を防ぐ - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/6/24。ありがたいことである。
デルタ変異ウイルスが,世界85ヵ国で確認されているという インドで確認の変異ウイルス 85の国や地域に WHO (6月22日) | 新型コロナウイルス | NHKニュース 2021/6/22。さらに6/25には,WHO デルタ株警戒「スポーツイベントなどすべてが影響」|TBS NEWS としている。「大規模スポーツイベント」の中に東京オリンピック2020を含めることを暗に示していると思うが,できれば名言してもらいたいものである。しかしここでも,WHOと中国の濃密な関係が邪魔をしているのかもしれない。
ワクチンを2回接種したとしても,感染を受ける可能性はあるし,重症化しにくいと言われているが重症化して死亡する例も報告されている。まだまだ油断はできない。
若者へのアピール論-若者たちの方が進んでいる - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/1/11 のコメントは,第3波が拡大を続け,ワクチン接種が全く行われていない時期に発したものである。この中で,コメンテーターの柳澤秀夫氏と免疫学の権威である宮坂昌之先生の名前を出して,別の話題についてコメントした。このうち,宮坂名誉教授は,今回のファイザー製,モデルナ製のmRNAワクチンについては慎重派だったようだが,6/26段階ですでに2回目の接種を終えたというニュースが出ていた ワクチン「打たぬ選択ない」免疫学の第一人者、慎重姿勢を一転 データで安全確信(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース 2021/6/26。2回目接種で発表するのではなく,1回目接種をしたとき,あるいは接種の予約をしたときに発表すべきだろう。1ヶ月もの間,宮坂先生はワクチン慎重派だと思い込んで予約をしなかった人もいたかもしれない。何しろ「免疫学の第一人者」という触れ込みである。筆者の1月のブログの中で筆者は「宮坂先生は,免疫学のスペシャリストとしての影響力を期待しているが,ややスタンドプレーが気になっていた」と書いている。ちょっと学者としていい加減だと思う。同様に,柳澤氏も知らない間に2回目接種を終えていた。ワクチンの副反応についての疑問をさんざん質問していたくせに,といい加減で不要なコメンテーターだと改めて思った(NHK時代からずっと思っていた)。
学者やジャーナリストは,もっと信念を持つべきだろう。しかし,大手メディアは企業としての体質とメディアとしての建前上,現場の記者も含めてワクチン接種を先にすることはない。最前線にいる記者のみんなは気の毒である。