jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

何のためのブルーインパルスだったのか?【追記】

2021/7/23東京オリンピック2020開会式の当日,0:40から15分間,東京上空に航空自衛隊ブルーインパルスが,五輪のマークを描いた(らしい)。あいにく空にはあちこちに雲が湧き,直線の編隊飛行のスモークはきれいに見えたが,五輪のマークはうまく見えなかったようだ。都庁,国立競技場,スカイツリーなどを通るコースのスポットには,人が集まって空を見上げ,写真を撮る姿が報道されていた。

 さてブルーインパルスは人を集める - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/7/21と書いたとおりになった。「密を避けて家でオリンピックを応援しよう」と言っていたが,このイベントで人は集まり,立ち止まった。しかも見たのは日本人だけで,選手村にいた選手はほとんど見ていないだろう。

 コース上に都庁舎が2回も組み込まれているのが気に入らない。誰のためのブルーインパルスだったのだろうか。都知事は都庁で見ただろう。首相はどこでみたのだろう。バッハ会長はどこで見たのだろう。

 ということで,この演出はほとんどメッセージ性のないパフォーマンスに終わったと思うのである。

【追記】海外から来日したオリンピック選手にどんな情報が提供されているのだろうか - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/7/23 にも書いたが,ブルーインパルスの飛行コースに,選手村が入っていなかった。選手村の窓から,飛行を見ることはできなかった。選手は,選手村から一歩も出ることができない。ならば,せめて選手村の窓から見えるコースを取って,海外からの来日選手に見ていただくのが「筋」であり「お・も・て・な・し」ではないのか。無観客で開催されることが決まってからでも,飛行コースは変えられただろう。オリンピック組織委員会は,こういうことにも気配りができないのだろうか。