jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

さあ,家でオリンピックを楽しむぞ

東京オリンピックパラリンピック2020の聖火リレーが,2021/7/9に最後の都道府県である東京都で始まった。といっても,市中を走ることはなく,拠点での点火式だけだという。7/12から緊急事態宣言(4回目)となる東京都で走ることは無理である。

 IOCのバッハ会長も7/8に羽田空港に到着した。こちらは7/11までホテル待機,7/12に会合,7/16に広島行き,というスケジュールである。どんな行動を取るのか,見ものである 人流を抑えよ--バッハ会長も海外マスコミも来日は「人災」。7/5にオリンピック中止宣言をすべき - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/7/2。

 あとは,選手団がどのように来日するのか,棄権はしないのか,来日後のトラブルはないのか,が気になるところである。そして,無観客で開かれる開会式で,2mのソーシャルディスタンシングで入場行進をしても,観客がオリンピック貴族とマスコミだけ,という中で,いったい何のセレモニーをするのだろうか。

 当初から海外選手団には,オリンピックをボイコットしてほしいとメッセージを送っていた Please boycott this Tokyo Olympic 2020 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/6/23。かりに競技には参加しても,この開会式に出る意味はほとんどなくなったと言えるので,開会式は欠席して,体調を整える時間に当ててもらった方がいいと思う。

 さて,メディアは一転してオリンピック協賛報道に入るのだろう。リアルでの観戦ができなくなった今,4K8K報道が当たり前に行われ,受信側にもそれに応えられる大画面テレビを購入する動きも出てくるのだろう。筆者もテレワーク宣言をした。家には安物だが4K対応46型液晶テレビがあり,ケーブルテレビのセットトップボックスもBS4Kを受信できるものに替えてある。リアルタイムでも録画でも対応可能である。

 1964年の東京オリンピックのとき,筆者は小学生の低学年。家にはモノクロのブラウン管テレビしかなかった。VTRもない。日本選手団の鮮やかなオレンジ色のスーツは,のちに販売された写真雑誌で初めて知った。

 第二次世界大戦の敗戦から20年。経済復興の真っ只中で日本全体がオリンピックを盛り上げた。体操,バレーボール,柔道,マラソンなどでの日本選手の活躍が,今の自分の中にも日本人の誇りとして息づいている。東京オリンピック2020は,果たして今の日本人,そして世界にどんなメッセージを出せるのか。いよいよ開催の運びとなった今,各国の各競技の選手に最大のエールを送りたい。