2021/9/30で長かった4回目の緊急事態宣言は解除されると思われる。諸外国がきちんとステップを踏んで政策を進めたのに対し、結局日本はピリッとした政策を出さず、ただ、月末とか週末を基準として宣言を出したり引っ込めたりしただけに終わっている。この2年間、結局、ワクチンパスポートもマイナンバーカードも何もシステムを作らず、ひたすら減るのを「期待」してきた。この間、ウイルス側は変異を繰り返し、着々と次の作戦を進めている。また第6波が来るのだろう。
菅首相の任期は1年だったが、最後に4回目の緊急事態宣言解除ができそうで、有終だったと言えるだろう。
さて、今日はテレワーク中の出社日では最後になるかもしれない。来週からはフル出社になる予定で気が重い。今はまだ、自分の前に立っている人はいないが、来週からはまた満員電車なのかもしれない。
感染はまた拡大するだろう。しかし、重症者は増えずになるだろう。問題は、後遺症者が増えることが予想されることである。
ただでさえ、ストレスで体調を崩す人が多い現代社会である。呼吸が苦しい、頭が痛い、ダルいといったCOVID-19後遺症が、これに拍車をかけるのではないか。
日本の生産性がまたさらに下がるのかと考えると厄介な問題である。