jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

当然やっかみですが,一流スポーツマンとの家庭構築は一筋縄ではないと思う件

米国のプロ野球リーグであるエンゼルス大谷翔平選手が,日本人として2人目のMVP(最優秀選手)を獲得した。才能,努力,恵まれた体格と甘いマスク,そして日本人らしい礼儀正しさとイヤミのない受け答えなど,とにかく非の打ちどころがないようである。天は二物を与えずとはいうが,二物を与えられる人もたまにはいるのである。やっかみである。

 まだ27歳でこの成績を成し遂げたわけだが,スポーツ選手はとかく選手寿命が短い。ここからさらに高みを目指すとしても,30歳あたりがピークになる可能性はないわけではない。

 現在の絶頂の間に,パートナーを決めて家庭を持つ,ということが考えられるが,一流,いや超一流選手となった大谷さんを,パートナーがどう支えていくのか,実は大変なプレッシャーではないかと思うのである。

 もう少し若い間に結婚していれば,結婚後も成績が伸びていいサポートができたと評価されるが,今結婚して数年でピークを過ぎれば,サポートに問題がなかったかと自身も外からも意見される可能性が高い。大谷氏本人も,これまでほぼ1人で自分の身体を作ってきたわけだから,家庭を持つことによってそのペースを維持できるかという問題も出てくるだろう。

 当然のごとく,プライベートな部分は事細かに取材されて報道される。一流スポーツマンにとって,プライベート報道がノイズとなり,本来の活躍ができなくなる可能性も否定できない。

 一般論からすると結婚適齢年齢だと思うのだが,ピークに向かう途中,ピークを過ぎた調整期に適切なサポートがパートナーから受けられるかどうか,また子供という負荷要素が増えた場合に,本業を伸ばしていけるかどうかなど,一方ならぬ苦労があるような気がする。

 感覚とすれば,米国メジャーリーグをいい形で辞めて,日本に戻ってきて活躍した方が,選手寿命は長くなるような気もする。日本に戻り,結婚し,そこそこの活躍でも日本のプロ野球界では抜群の成績を残せるのではないか。アメリカで伝説を作ったところで,うまく日本に戻った方がいいのではないか。

 米国人にとっても,十分見栄えのする体格であり,米国人との結婚もあり得るとは思う。ただ,サポート力については,日本人女性の方が細やかにできるような気もする。もちろん,それだけの覚悟と知識・経験もあった方が望ましい。

 日米にとって「愛されキャラ」になってしまった大谷氏。引くのも進むのも厄介なタイミングではあるが,これまでどおりの自然体で話が進むのだろうか。スッキリ,あっさり,決めてしまうか,あるいはこれまでのような黙々路線を続けてくれるか,筆者はできれば後者であってほしいと願うのである。イメージが崩れないためにも,よく考えて行動してほしいと思う。いずれもジジイの戯れ言である。