jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ロボット防衛隊の構築が必要--日本人はいざと言うとき迎撃ミサイルの発射スイッチを押せないから

安部晋三元首相の暗殺で、憲法改正、防衛費増大が現実の動きになる可能性が出てきた。岸田文雄首相が、自民党内の力学バランスを利用して強気に出ているようである。

   防衛予算の増大は、やむを得ないとしても、それがただ装備を充実させるだけなら、それはただオモチャを並べて自慢するだけである。というのも、防衛装備がいくらあっても、まったく抑止力にならないからである。

   自衛隊の現在のスクランブル発進も、相手へのプレッシャーにはなっていない。というのも、監視だけであり、攻撃や迎撃はしないと相手には分かっているからである。

   実際、完全な領空侵犯を侵したとしても、威嚇射撃だけで相手には当たらない。しかし、先手を打とうが、相手の出方を待とうが、次の1発で撃墜されるのは日本側である。

   総理大臣の指揮があったとしても、現場の自衛官は言うことを聞かない。いや、命令に従ったとしても、身体が動かない。相手を攻撃するという訓練を受けていないからである。

   現役の自衛官ですら、引き金を引けないのに、防衛装備を拡大しても、それを扱える人材は自衛隊の中にもないし、まして新たに教育するだけの時間も費用もなく、かつ応募する人も限られている。しかも応募するのは、バーチャルなゲームに飽きてリアルを求めたくなっているゲーマーか殺人嗜好の人である。そしていざ現場に投入しても、そそくさと逃げ出すのは目に見える。

   自衛官を兵士にはできないし、民間人ももはや兵士にはならない。ならば、迎撃ミサイルを冷静に発射できるロボット防衛隊を作るしかないと思うのである。

   日本が攻撃された場合、迎撃指示をするのは、総理大臣だろう。しかし、日本の総理大臣の命令に従う人は、誰もいない。ならば、核兵器のスイッチではないが、総理大臣が押せるスイッチとしてロボット防衛隊が必要なのではないだろうか。

   ロボットとしたのは、海外のさまざまな武器に柔軟に対応するためである。別に人の格好をしている必要はない。ドローンという飛行能力を持つものも、ロボット防衛隊に必要である。