jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

飲食店のワクチンパスポートの義務化を要望

4回目の緊急事態宣言が全面解除されて2週間である。感染確認者数が順調に減って来ている。ここに来て「下げ止まり」報道があるが、特に根拠はないだろう。筆者と同様、宣言解除から2週間でまた感染が拡大に転じるとの予測を踏まえて、「自分たちは、減った減ったと浮かれている訳ではありませんよ、ちゃんと警鐘も鳴らしていましたよ」という言い訳にしか過ぎない。これは筆者も同様である。

 この2週間で1度、知り合いと会食した。東京都の「徹底点検済」の青空虹マークのあるお店である。認証の点検は6月から始まっており、すでに繁華街ではほとんどの飲食店が取得して掲示してあった。特に新宿では、迷うこともなかった。

 店内は、テーブル間に間仕切りはあったが、対面の間仕切りはなかった。知り合いも筆者もワクチン接種と無症状をお互いに確認していたので、会食はマスクなしで、アルコールも適度に取った。おそらく、このシチュエーションで相互の感染はないと判断している。家族間と同じ扱いである。

 COVID-19蔓延の当初から、ホワイトロックダウンを提案していた。無感染が証明できている人は自由に立ち入りして、自由に行動してもいい空間を作るという提案である。小は店舗単位、中は繁華街単位、そして大は都心全体をホワイトエリアとして、外との移動をなくす、出入りする人は無感染を証明するためにPCR 検査証明を受ける、ということである。

 ワクチン接種率が70%になろうという今、ワクチン接種証明でこの運用をすることはもっと簡単になっている。ワクチン接種者を優遇するのではなく、ワクチン未接種者の行動制限をする必要があると筆者は改めて訴える。ワクチンパスポートを提示して自由な行動の権利を得ることこそ、優遇特典なのである。割引補填ばかりしていては、いつまで経っても税金のバラマキにしかならない。

 飲食店の換気をもっと強力にすることこそ、最初で最後の決め手であることも、何度も指摘した。焼肉店方式で客の吐息、会話時のマイクロ飛沫が拡散する前に捕捉すれば、マスクもパーティションも要らない。ダウンフローの換気も有効である。

 改めて提案である。ワクチン接種証明書の持参と提示、これを実物でするか、コピーでするか、画像で済ますか、スマホアプリにするか、これを早く決めて、「みんなの行動のためのお約束」とする民意を作らなければならない。発言がまったく聞かれなくなった専門家委員会だが、彼らが「この方法で行きましょう」と言えば、半分の人は聞くのではないか。これが彼らの最後の仕事になることを期待するところである。