jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

2024年元日の大地震--日本海側全体の津波警報と連続した地震の発生が,次の日本全体の大地震の引き金になった可能性も【追加修正】

2024年1月1日,筆者らは近くの神社に初詣に行き,その帰り道に携帯電話で緊急地震情報が鳴動した。久しぶりのアラームに緊張した。能登地方で震度7地震があり,大津波警報が発令された。

 その後,テレビでの情報で日本海側全体に津波警報が出されていた。能登で最大5mという数字が出ていた。東日本大震災での津波の映像が思い出された。その後の映像で,川を遡る波や,防波堤で立ち上がる波などが確認されたが,住宅地への侵入はなかったようで,とりあえずホッとしている。

【追加修正】住宅地への津波の進入が,後日確認された。漁港における船舶の被害も確認された。今回の地震では,海岸近辺で最大4mの地盤隆起があり,港への船の進入ができないような状況になっているほか,津波警報機が機能しなくなったことが報告されている。

 これまでの地震では,大きな揺れがあった後,次の大きな揺れは翌日以降に発生することが多かったが,今回の地震はテレビ中継の途中にも1時間置きぐらいに緊急地震速報が発信され,震度5程度の揺れが何度も起きた。

 日本海は「バスタブ」と呼ばれる形をしており,全体的に水が溜まったような状態になっている。日本側の地震の影響が,対岸の挑戦半島やロシアにも及ぶ可能性があると心配している。半日経った現在,特に情報提供がないが,影響が出ていないことを祈りたい。さらに,大陸側で反射した波がまた戻ってくるという可能性も否定できない。

 映像を見る限り,被害を受けている各地の積雪はほとんどなく,気温は低いと思われるが,吹雪にはなっていないようである。屋外に避難されている方も,早く施設に入れるといいと祈っている。停電している地域もあるので,心配である。

 今回のような比較的広範囲に及ぶ連続した地震によって,日本全体での地震発生の危険性が高まったのではないかと想像する。地盤レベルではなく,地殻レベルで振動の影響が及ぶからである。関東地方でも震度3程度の揺れが観測されている。プレート間の結合の緩みなどが発生している可能性はある。つぎの日本全体に影響のある大地震の引き金となった可能性がある。関東大震災からちょうど100年となっている関東地方,そして日本をまたいで反対側にある南海トラフエリアも,影響を受けた可能性があると見ている。

 年初の大地震である。2024年は気持ちを引き締めて行かなければならないのかもしれない。